ファイルトリガ
指定したファイルで行われた操作を監視し、操作の検知に合わせてジョブを自動で実行できます。この機能を「ファイルトリガ」といいます。この機能を利用すると、ユーザが行ったファイル操作とファイル転送などの処理を連携させることができます。

図2.42 ファイルトリガ
ファイルトリガ機能を利用して監視するには、「ファイルトリガ情報」で監視条件を設定します。
監視条件としてサブディレクトリ監視に“する(Y)”を登録した場合、指定したフォルダの配下にあるサブフォルダも監視対象にできます。
ファイルトリガ情報は、HULFT管理画面またはコマンドで指定できます。
= 備考 =
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ファイルトリガ情報を変更するには、要求受付システムを再起動する必要があります。
この再起動を不要にし、動的にファイルトリガ情報を再読み込みできる機能を「ファイルトリガ情報制御」といいます。ファイルトリガ情報制御は、コマンドで設定します。
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ファイルトリガは、HULFT for UNIX/LinuxおよびHULFT for Windowsで利用できる機能です。
また、サブディレクトリ監視は、以下の製品のみ対応しています。
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HULFT for UNIX/Linux Ver.8.1.0以降
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HULFT for Windows Ver.8.1.0以降
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