改行コード

Win-UX系機種では、テキスト転送のレコードの区切りには改行が使用されます。

HULFTが改行として扱う文字は、製品によって以下のように異なります。

HULFT for UNIX/Linux

: 0x0A (LF)

HULFT for NSK

: 0x0A (LF)

HULFT for Windows

: 0x0D0A (CRLF) および 0x0A (LF)

= 備考 =

MF-IBMi系機種では、テキスト転送の1レコードはファイルの1レコードになります。

 

HULFTは、配信側ホストと集信側ホストの組み合わせによって、改行コードを以下のように変換します。

表2.2 改行コードの変換動作

配信側ホストで動作するHULFT

集信側ホストで動作するHULFT

改行コードの変換動作

HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK

LF(0x0A)を付加

HULFT for Windows

CRLF(0x0D0A)を付加

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK

HULFT for Windows

LF(0x0A)をCRLF(0x0D0A)に変換

HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi

LF(0x0A)を削除

HULFT for Windows

HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK

CRLF(0x0D0A)をLF(0x0A)に変換

HULFT for Windows

LF(0x0A)をCRLF(0x0D0A)に変換 (*1)

HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi

CRLF(0x0D0A)またはLF(0x0A)を削除

*1

:

CRLF(0x0D0A)のLF(0x0A)は、CRLF(0x0D0A)には変換されません。

= 備考 =

配信管理情報のコード変換を「無変換」とした場合でも改行コードは変換します。