改行コード
Win-UX系機種では、テキスト転送のレコードの区切りには改行が使用されます。
HULFTが改行として扱う文字は、製品によって以下のように異なります。
- HULFT for UNIX/Linux
-
: 0x0A (LF)
- HULFT for NSK
-
: 0x0A (LF)
- HULFT for Windows
-
: 0x0D0A (CRLF) および 0x0A (LF)
MF-IBMi系機種では、テキスト転送の1レコードはファイルの1レコードになります。
HULFTは、配信側ホストと集信側ホストの組み合わせによって、改行コードを以下のように変換します。
配信側ホストで動作するHULFT |
集信側ホストで動作するHULFT |
改行コードの変換動作 |
---|---|---|
HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi |
HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK |
LF(0x0A)を付加 |
HULFT for Windows |
CRLF(0x0D0A)を付加 |
|
HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK |
HULFT for Windows |
LF(0x0A)をCRLF(0x0D0A)に変換 |
HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi |
LF(0x0A)を削除 |
|
HULFT for Windows |
HULFT for UNIX/LinuxまたはHULFT for NSK |
CRLF(0x0D0A)をLF(0x0A)に変換 |
HULFT for Windows |
LF(0x0A)をCRLF(0x0D0A)に変換 (*1) |
|
HULFT for MainframeまたはHULFT for IBMi |
CRLF(0x0D0A)またはLF(0x0A)を削除 |
*1 |
: |
CRLF(0x0D0A)のLF(0x0A)は、CRLF(0x0D0A)には変換されません。 |
配信管理情報のコード変換を「無変換」とした場合でも改行コードは変換します。