KEISからその他のコードセットへ変換する場合
システム動作環境設定の転送コードセットにKEISを使用している機種からその他のコードセットを使用している機種へファイルを転送し、コード変換を行う場合、全角文字中に半角スペース(0x40)が含まれる場合があります。
その場合、半角スペースを全角スペース(0x4040)に置き換えた上でコード変換を行います。
その他のコードセットとは、以下のコードセットです。
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Shift-JIS
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EUC-JP
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UTF-8
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IBM漢字
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富士通漢字(JEF)
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NEC漢字(JIPS(E))
半角スペースを全角スペース(0x4040)に置き換えた上でコード変換を行うと、データ長が増える場合があります。
フォーマット転送およびマルチフォーマット転送の場合、データ長が増えて項目長を超えると、超えた分のデータがカットされます。
それによってデータが欠落するのを防ぐため、データサイズの増加分を計算し、データの後ろに増加分の半角スペースをセットしてください。
また、増加したデータ長に合わせてデータフォーマットとフォーマット情報を設定してください。
(1) KEISからShift-JISへの変換例
以下に、KEISからShift-JISへの変換例を示します。
<KEISからShift-JISへの変換例>

上記の例は、配信管理情報を以下のように設定した場合の動作です。
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コード変換を“R(集信側)”に設定
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シフトコードの扱いを“C(カット)”に設定
(2) KEISからIBM漢字への変換例
以下に、KEISからIBM漢字への変換例について示します。
<KEISからIBM漢字への変換例>

上記の例は、配信管理情報のコード変換を“R(集信側)”に設定した場合の動作です。