その他のコードの変換

「ASCIIの変換」の表に記載されていない文字コードは、以下のように変換されます。

表A.14 その他のコードの変換

変換前

変換後

ASCII

EBCDIC

ASCII

Mainframe変換

K変換

その他

0x00

0x40

無変換

無変換(*2)

無変換(*2)

0x01~0x1F

0x60

0x40

無変換

無変換

その他(*1)

0x60

0x40

0x40(*2)

無変換(*2)

*1

:

以下のいずれかの場合、変換前のコードセットによっては2バイト文字として扱われる場合があります。

  • テキスト転送

  • フォーマット転送で、フォーマット情報の項目タイプが“M(可変長文字)”または“N(2バイト表示文字)”

  • マルチフォーマット転送で、フォーマット情報の項目タイプが“M(可変長文字)”または“N(2バイト表示文字)”

*2

:

以下の条件をすべて満たした場合、コード変換エラーとなります。

  • データ内の2バイト文字の1バイト目に該当データが存在

  • 以下のいずれか

    • テキスト転送

    • フォーマット転送で、フォーマット情報の項目タイプが“M(可変長文字)”または“N(2バイト表示文字)”

    • マルチフォーマット転送で、フォーマット情報の項目タイプが“M(可変長文字)”または“N(2バイト表示文字)”

  • UTF-8からその他のコードセットへの変換

 

ASCII系コードセットからEBCDIC系コードセットへ配信側変換でテキスト転送する場合、条件によってタブコード(0x09)はいったんスペース(0x20)に置き換えられます。

条件は以下のとおりです。

表A.15 製品別の条件

製品

条件

HULFT for UNIX/Linux

システム動作環境設定タブの処理(tabchange)に“0”を設定

HULFT for NSK

システム動作環境設定タブの処理(tabchange)に“0”を設定

HULFT for Windows

システム動作環境設定タブコードの扱い(tabchange)に“0”を設定

HULFT for zOS

HULFT for IBMi

:

条件なし

 

その後、配信管理情報のコード変換の設定に従ってコード変換されます。