集信ストレージ管理情報のデフォルト情報の項目一覧(Google Cloud Storage)

Google Cloud Storageの集信ストレージ管理情報の入出力ファイルの項目は以下のとおりです。

項目一覧

表7.17 ストレージ管理情報のデフォルト情報の項目

項目名

キー

値の形式

備考

集信ストレージ管理情報の配列

rcv_info

array

 

デフォルト情報

default

boolean

 

ストレージタイムアウト

timeout

number

単位:秒

1転送あたりの最大並列数

parallels

number

2~999

パートサイズ

partsize

number

5~100

ストレージ認証情報ID

auth_id

string

3~63バイト以内

 

各項目の説明

集信ストレージ管理情報の配列(rcv_info)

集信ストレージ管理情報の配列(省略不可)

集信ストレージ管理情報の配列です。

集信ストレージ管理情報の各項目については、この配列の中にIDごとに情報を記載します。

デフォルト情報(default)

デフォルト情報(省略不可)

集信ストレージ管理情報のデフォルト情報です。

管理情報のインポートをする場合、“true”を指定してください。

ストレージタイムアウト(timeout)

ストレージタイムアウト(秒)(省略可)

HTTPリクエストのタイムアウトになるまでの時間です。

管理情報のインポートを行う場合、"10"~"259200"の範囲または"999999"で指定します。"999999"を指定すると無限待ちとなります。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(300秒)が使用されます。

管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。

登録されていない場合、何も出力されません。

1転送あたりの最大並列数(parallels)

1転送あたりの最⼤並列数(省略可)

1つのファイル転送で並列アップロードできる最大数です。

管理情報のインポートを行う場合、"2"~"999"の範囲で指定します。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(32)が使用されます。

管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。

登録されていない場合、何も出力されません。

= 備考 =

1転送あたりの最大並列数は、クラウドストレージシステム動作環境設定のアップロード全体並列数より大きい値を設定しても、このアップロード全体並列数に制限されます。

アップロード全体並列数以下になるように設定してください。

パートサイズ(partsize)

パートサイズ(MB)(省略可)

1回の並列アップロードあたりのパートのサイズです。

管理情報のインポートを行う場合、"5"~"100"の範囲で指定します。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(5MB)が使用されます。

管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。

登録されていない場合、何も出力されません。

注意

パートサイズを、未設定の場合の値の“5”を超えた値に変更すると、動作環境によってはシステムに高負荷がかかる場合があります。パートサイズを変更する場合は、ご注意ください。

ストレージ認証情報ID(auth_id)

ストレージ認証情報ID(省略可)

集信ストレージ管理情報に紐づけたいストレージ認証情報のIDです。

管理情報のインポートを行う場合、3バイトから63バイトまでのASCII印字可能文字で指定します。

半角スペース、「/」、「*」の文字が含まれていた場合はエラーとなります。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時にはストレージ認証情報のデフォルト情報の設定値が使用されます。

管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。

登録されていない場合、何も出力されません。