配信ストレージ管理情報のデフォルト情報の項目一覧(Azure Blob Storage)
Azure Blob Storageの配信ストレージ管理情報の入出力ファイルの項目は以下のとおりです。
項目一覧
項目名 |
キー |
値の形式 |
備考 |
---|---|---|---|
配信ストレージ管理情報の配列 |
snd_info |
array |
|
デフォルト情報 |
default |
boolean |
|
ストレージタイムアウト |
timeout |
number |
単位:秒 |
1転送あたりの最大並列数 |
parallels |
number |
2~999 |
パートサイズ |
partsize |
number |
5~100 |
ストレージ認証情報ID |
auth_id |
string |
3~63バイト以内 |
各項目の説明
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配信ストレージ管理情報の配列(snd_info)
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配信ストレージ管理情報の配列(省略不可)
配信ストレージ管理情報の配列です。
配信ストレージ管理情報の各項目については、この配列の中にIDごとに情報を記載します。
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デフォルト情報(default)
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デフォルト情報(省略不可)
配信ストレージ管理情報のデフォルト情報です。
管理情報のインポートをする場合、“true”を指定してください。
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ストレージタイムアウト(timeout)
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ストレージタイムアウト(秒)(省略可)
HTTPリクエストのタイムアウトになるまでの時間です。
管理情報のインポートを行う場合、"10"~"259200"の範囲または"999999"で指定します。"999999"を指定すると無限待ちとなります。
省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(300秒)が使用されます。
管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。
登録されていない場合、何も出力されません。
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1転送あたりの最大並列数(parallels)
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1転送あたりの最⼤並列数(省略可)
1つのファイル転送で並列ダウンロードできる最大数です。
管理情報のインポートを行う場合、"2"~"999"の範囲で指定します。
省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(32)が使用されます。
管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。
登録されていない場合、何も出力されません。
= 備考 =1転送あたりの最大並列数は、クラウドストレージシステム動作環境設定のダウンロード全体並列数より大きい値を設定しても、このダウンロード全体並列数に制限されます。
ダウンロード全体並列数以下になるように設定してください。
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パートサイズ(partsize)
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パートサイズ(MB)(省略可)
1回の並列ダウンロードあたりのパートのサイズです。
管理情報のインポートを行う場合、"5"~"100"の範囲で指定します。
省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には固定値(5MB)が使用されます。
管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。
登録されていない場合、何も出力されません。
注意パートサイズを、未設定の場合の値の“5”を超えた値に変更すると、動作環境によってはシステムに高負荷がかかる場合があります。パートサイズを変更する場合は、ご注意ください。
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ストレージ認証情報ID(auth_id)
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ストレージ認証情報ID(省略可)
配信ストレージ管理情報に紐づけたいストレージ認証情報のIDです。
管理情報のインポートを行う場合、3バイトから63バイトまでのASCII印字可能文字で指定します。
半角スペース、「/」、「*」の文字が含まれていた場合はエラーとなります。
省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時にはストレージ認証情報のデフォルト情報の設定値が使用されます。
管理情報のエクスポートを行う場合、値が登録されていると出力されます。
登録されていない場合、何も出力されません。