HULFTが出力する詳細コード
HULFTが出力する詳細コードを説明します。
1 Invalid request parameters. {&msg}
- 内容)
-
リクエストパラメータが不正です。 {&msg}
- 対処)
-
HULFTの内部的な問題です。データや管理情報を元に、お問合せください。
3 The environment variable is not specified. {&msg}
- 内容)
-
環境変数が設定されていません。 {&msg}
- 対処)
-
以下のいずれかにより転送に必要な値を設定してください。
1) メッセージに記載されている環境変数に対応した設定値を配信ストレージ管理情報、集信ストレージ管理情報、またはストレージ認証情報に設定してください。
2) メッセージに記載されている環境変数を設定し、OSを再起動してください。
4 Invalid transaction ID.
- 内容)
-
トランザクションIDが不正です。
- 対処)
-
HULFTの内部的な問題です。データや管理情報を元に、お問合せください。
5 An object with the same name already exists.
- 内容)
-
すでに同名のオブジェクトが存在します。
- 対処)
-
同名オブジェクトが存在する場合、「登録モード(TRANSMODE)」に“新規作成モード(N)”を指定できません。“置き換えモード(R)”を指定してください。
6 Transaction canceled. {&msg}
- 内容)
-
キャンセル済みのトランザクションIDです。
- 対処)
-
配信ストレージ管理情報または集信ストレージ管理情報のストレージタイムアウトの値を大きくしてください。また、ネットワーク環境の確認をしてください。
7 The size of the transfer file exceeds the maximum. {&msg}
- 内容)
-
転送ファイルのサイズが最大値を超えています。
- 対処)
-
配信ストレージ管理情報または集信ストレージ管理情報のパートサイズの値を大きくしてください。
8 The specified region information is incorrect. {&msg}
- 内容)
-
指定されたリージョン情報が不正です。
- 対処)
-
マニュアルを確認して、正しいリージョンを設定してください。
50 Failed to load the library. {&msg}
- 内容)
-
ライブラリのロードに失敗しました。{&msg}
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。
51 The server returned unexpected data. {&msg}
- 内容)
-
サーバーから異常なデータが返却されました。
- 対処)
-
サービスサーバ側の状態反映に時間がかかっています。時間を置いて再度転送を行ってください。
52 An object was changed while it was being downloaded.
- 内容)
-
ダウンロード中のオブジェクトに変更が加わりました。
- 対処)
-
ダウンロード中のオブジェクトに対して、上書きおよび削除を行わないようにしてください。
100 An unexpected error occurred.
- 内容)
-
予期せぬエラーが発生しました。
- 対処)
-
HULFTの内部的な問題です。データや管理情報を元に、お問合せください。
102 The request has timed out.
- 内容)
-
要求がタイムアウトしました。
- 対処)
-
配信側または集信側のソケットリードタイムアウト(socktime)の値を大きくしてください。どちらの値を使用しているかの詳細はシステム動作環境設定のページをご確認ください。また、ネットワーク環境の確認をしてください。多数のパートデータのアップロードまたはダウンロードの作業を、平行して実行しています。このため、指定したソケットリードタイムアウトの時間内に、アップロードまたはダウンロードの作業が終了できなかった可能性があります。
120 Network error. {&msg}
- 内容)
-
ネットワークエラーが発生しました。
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。また、ネットワーク環境の確認をしてください。
121 The connection to the service server failed. {&msg}
- 内容)
-
サービスサーバーとの接続に失敗しました。
- 対処)
-
サービスサーバの状況、およびネットワーク環境の確認をしてください。
122 An error occurred during communication with the proxy server. {&msg}
- 内容)
-
プロキシとの通信でエラーが発生しました。
- 対処)
-
プロキシサーバの状況、およびプロキシサーバの指定に誤りがないか確認してください。
123 A DNS query failed. {&msg}
- 内容)
-
DNSへの問い合わせに失敗しました。
- 対処)
-
DNSサーバの設定に誤りがないか確認してください。
124 Target name resolution error. {&msg}
- 内容)
-
ターゲットの名前解決に失敗しました。
- 対処1)
-
Azure Blob Storageの場合、ストレージアカウントの設定に誤りがないか確認してください。
- 対処2)
-
Amazon S3の場合、エンドポイントの設定に誤りがないか確認してください。
125 Proxy authentication failed. {&msg}
- 内容)
-
proxy認証に失敗しました。
- 対処)
-
プロキシサーバのユーザ認証情報の設定に誤りがないか確認してください。
126 Invalid certificate. {&msg}
- 内容)
-
証明書が無効です。
- 対処)
-
証明書を登録してください。また、意図していないサーバに接続している可能性があります。ネットワーク設定を確認してください。
127 The connection to the server was disconnected before the handshake was completed.
- 内容)
-
ハンドシェイクの完了前にサーバーとの接続が切断されました。
- 対処)
-
意図していないサーバに接続している可能性があります。ネットワーク設定を確認してください。証明書の検証で時間がかかっている場合があります。
150 OAuth2 authentication error. {&msg}
- 内容)
-
OAuth2認証エラーが発生しました。
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。また、ネットワーク環境の確認をしてください。
160 An IAM Role authentication error occurred. {&msg}
- 内容)
-
IAMロール認証エラーが発⽣しました。
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。またはIAMユーザー認証を使⽤してください。
161 A managed identity authentication error occurred. {&msg}
- 内容)
-
マネージドIDを使用した認証でエラーが発⽣しました。
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。または共有キー認証を使⽤してください。
162 A service account authentication error occurred. {&msg}
- 内容)
-
リソースに接続されたサービスアカウントを使用した認証でエラーが発生しました。
- 対処)
-
メッセージにエラー原因が記載されています。記載内容を確認し、対応してください。またはGoogleアプリケーション認証情報ファイルを使⽤してください。
200 Failed to delete a GCS work object. {&msg}
- 内容)
-
GCSのワークオブジェクトの削除に失敗しました。
- 対処)
-
オブジェクトに対して削除権限があるか確認してください。詳細なエラー原因はログに出力されています。また、オブジェクトストレージ上に一時格納データが残留していますので、クラウドストレージオプションのマニュアルを参照して削除を行ってください。
201 Upload canceled, but any uploaded parts on S3 might not have been removed.
- 内容)
-
S3のアップロードをキャンセルしましたが、パートデータが一部残っている可能性があります。
- 対処)
-
S3へのアップロードをキャンセルしましたが、一部のパートデータが削除されずに残っている可能性があります。
202 Upload canceled, but any work objects on GCS might not have been removed.
- 内容)
-
GCSのアップロードをキャンセルしましたが、ワークオブジェクト(=work object)が一部残っている可能性があります。
- 対処)
-
GCSへのアップロードをキャンセルしましたが、一部のワークオブジェクトが削除されずに残っている可能性があります。
250 The specified information does not exist in Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBに指定された情報は存在しません。
- 対処)
-
指定された情報が正しいものか確認してください。
251 A value specified in Cloud Storage DB is invalid.
- 内容)
-
クラウドストレージDB内に指定された設定値に不正なものが存在します。
- 対処)
-
1)配信の場合、配信ストレージ管理情報に指定されたストレージ認証情報がクラウドストレージDBに登録されているか確認してください。配信ストレージ管理情報は配信管理情報のファイル名に指定されています。
もしくは配信ストレージ管理情報に指定された設定値が不正な可能性があります。
2)集信の場合、集信ストレージ管理情報に指定されたストレージ認証情報がクラウドストレージDBに登録されているか確認してください。集信ストレージ管理情報は集信管理情報のファイル名に指定されています。
もしくは集信ストレージ管理情報に指定された設定値が不正な可能性があります。
252 Failed to create Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBの作成に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
253 Failed to open Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのオープンに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
254 Failed to read records from Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBからのレコード読み込みに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
255 Failed to write records to Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBへのレコード書き込みに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
256 Failed to delete records from Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのレコード削除に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
257 Failed to perform compression of Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBの圧縮処理に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
258 Failed to close Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのクローズに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
259 The ID to be written to Cloud Storage DB already exists.
- 内容)
-
クラウドストレージDBに書き込もうとしたIDがすでに存在します。
- 対処)
-
上書きオプションを有効にして登録をしてください。
260 Failed to open the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックファイルのオープンに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
261 Failed to lock the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックの取得に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
262 Failed to unlock the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックの開放に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
263 Failed to close the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックファイルのクローズに失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
264 The Storage Authentication Information ID specified in Send Storage Management Information or Receive Storage Management Information is not registered on Cloud Storage DB.
- 内容)
-
配信ストレージ管理情報、または集信ストレージ管理情報に指定された ストレージ認証情報IDがクラウドストレージDBに登録されていません。
- 対処)
-
配信ストレージ管理情報、または集信ストレージ管理情報で指定したストレージ認証情報IDをクラウドストレージDBに登録してください。
265 The Storage Authentication Information ID specified in the default information for Send Storage Management Information or Receive Storage Management Information is not registered on Cloud Storage DB.
- 内容)
-
配信ストレージ管理情報、または集信ストレージ管理情報のデフォルト情報に指定された ストレージ認証情報IDがクラウドストレージDBに登録されていません。
- 対処)
-
配信ストレージ管理情報、または集信ストレージ管理情報のデフォルト情報で指定したストレージ認証情報IDをクラウドストレージDBに登録してください。
266 Failed to get the working directory for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBの作業ディレクトリ取得に失敗しました。
- 対処)
-
HULFTの環境変数(HULPATH)が正しく設定されているか確認してください。
267 Failed to create the working directory for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBの作業ディレクトリ作成に失敗しました。
- 対処)
-
HULPATHで指定したフォルダに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
268 Version is not defined in Cloud Storage DB.
- 内容)
-
DBにバージョンが定義されていません。
- 対処)
-
インストールされているクラウドストレージDBが正しくありません。指定された情報が正しいものか確認してください。
269 Failed to read the version from Cloud Storage DB.
- 内容)
-
DBからのバージョンの取得に失敗しました。
- 対処)
-
インストールされているクラウドストレージDBが正しくありません。指定された情報が正しいものか確認してください。
270 Version of Cloud Storage DB is higher than the module to be installed.
- 内容)
-
DBのバージョンが上位バージョンです。
- 対処)
-
インストール対象のモジュールが正しいものか確認してください。
271 Failed to convert Cloud Storage DB.
- 内容)
-
DBの変換処理に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージDBに対する権限が不⾜している可能性があります。権限について⾒直してください。
700 Out of memory.
- 内容)
-
メモリが不足しています。
- 対処)
-
他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。
701 Communication with a child process was disconnected.
- 内容)
-
子プロセスとの通信が切断されました。
- 対処)
-
他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。
702 Communication with a child process was disconnected.
- 内容)
-
子プロセスとの通信が切断されました。
- 対処)
-
他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。
703 Failed to fork a child process. (%s)
- 内容)
-
子プロセスの生成に失敗しました。(%s)
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
704 Failed to create a pipe. (%s)
- 内容)
-
パイプの作成に失敗しました。(%s)
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
707 Failed to create the lock file. (%s)
- 内容)
-
ロックファイルの作成に失敗しました。
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
708 Failed to delete the lock file. (%s)
- 内容)
-
ロックファイルの削除に失敗しました。
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
709 Failed to access the lock file. (%s)
- 内容)
-
ロックファイルへのアクセスに失敗しました。
- 対処)
-
ロックファイルを一度削除してからHULFTを起動し直してください。
710 Failed to lock the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックの取得に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
750 Installation configuration error. (%s)
- 内容)
-
インストール構成エラーです。(%s)
- 対処)
-
プラグインが正しくインストールされているか確認してください。
799 An unexpected error occurred. (%s)
- 内容)
-
予期せぬエラーが発生しました。(%s)
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
800 Out of memory.
- 内容)
-
メモリが不足しています。
- 対処)
-
他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。
805 Failed to execute program. (%s)
- 内容)
-
プログラムの実行に失敗しました。(%s)
- 対処)
-
プラグインが正しくインストールされているか確認してください。
806 Failed to load library. (%s)
- 内容)
-
ライブラリのロードに失敗しました。(%s)
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
850 Installation configuration error. (%s)
- 内容)
-
インストール構成エラーです。(%s)
- 対処)
-
プラグインが正しくインストールされているか確認してください。
899 An unexpected error occurred. (%s)
- 内容)
-
予期せぬエラーが発生しました。(%s)
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。
900 Out of memory.
- 内容)
-
メモリが不足しています。
- 対処)
-
他の不必要なアプリケーションを終了するなどして、再実行してください。
901 Incorrect parameters.
- 内容)
-
パラメータが誤っています。
- 対処)
-
配信管理情報または集信管理情報の、ファイル名のフォーマットを確認してください。
902 The request has timed out.
- 内容)
-
要求がタイムアウトしました。
- 対処)
-
配信側または集信側のソケットリードタイムアウト(socktime)の値を大きくしてください。どちらの値を使用しているかの詳細はシステム動作環境設定のページをご確認ください。また、ネットワーク環境の確認をしてください。
906 The version of the plug-in did not match with the version of HULFT.
- 内容)
-
プラグインのバージョンがHULFTのバージョンと一致しませんでした。
- 対処)
-
プラグインが正しくインストールされているか確認してください。
907 Failed to lock the lock file for Cloud Storage DB.
- 内容)
-
クラウドストレージDBのロックの取得に失敗しました。
- 対処)
-
クラウドストレージシステム動作環境設定へのロックファイルに対する権限が不足している可能性があります。権限について見直してください。
909 Failed to open the lock file.
- 内容)
-
ロックファイルのオープンに失敗しました。
- 対処)
-
ファイルシステム、OSの異常などが考えられます。環境の確認をしてください。