ストレージ認証情報のデフォルト情報の登録コマンド(Google Cloud Storage)

Google Cloud Storageでのストレージ認証情報のデフォルト情報をクラウドストレージDBに登録します。

ストレージ認証情報のデフォルト情報の登録コマンド

utlgsinfoadd [COMMON-OPTIONS] -t auth --default [AUTH-OPTIONS]

パラメータ説明

[COMMON-OPTIONS]

ユーティリティで共通のオプションです。

-f, --force

確認の省略(省略可)

登録する情報の確認を行わずに情報が登録されます。

省略すると、ストレージ認証情報のデフォルト情報を登録する前に確認のメッセージが表示されます。

Are you sure to register? [y/n]:

“y”または”Y”を入力すると、コマンドで指定したストレージ認証情報のデフォルト情報が登録されます。

“y”または”Y”以外を入力した場合、エラーで終了されます。

[REQUIRED]

省略できないパラメータです。

-t, --type auth

情報の種別(省略不可)

auth

: ストレージ認証情報

--default

デフォルト情報の変更(省略不可)

ストレージ認証情報のデフォルト情報が登録されます。

[AUTH-OPTIONS]

ストレージ認証情報のデフォルト情報を設定するオプションです。

注意

「サービスアカウント有効化(--enable-service-account)」を指定した場合、「Googleアプリケーション認証情報ファイル(--app-credentials FILE)」は指定できません。

Googleアプリケーション認証情報ファイルでの認証と「サービスアカウント有効化」の使用優先順位については、「ストレージ認証情報の設定」を参照してください。

--app-credentials FILE

Googleアプリケーション認証情報ファイル(省略可)

Google Cloud Platformに接続するために、認証情報が記載されたjsonファイルの絶対パスを指定します。

255バイトまでのASCII印字可能文字で指定します。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時には環境変数(GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS)に設定した値が使用されます。

--enable-service-account

サービスアカウント有効化(省略可)

Google Cloud Storageに接続する際、Google Compute Engine(GCE)に指定されたサービスアカウントを使用した認証を有効にするかどうかを指定します。

パラメータを指定した場合、サービスアカウントを使用した認証が有効となります。この場合、Google Compute Engine(GCE)に紐づけられているサービスアカウントの認証情報を使用します。

省略すると、未設定(Use the default value.)となります。未設定の場合、転送時にはサービスアカウントは無効となります。

= 備考 =

HULFTおよびHULFT クラウドストレージオプションがGoogle Compute Engine(GCE)以外の環境にインストールされている場合、サービスアカウントを有効にすると転送時にエラーとなります。

補足

  • 以下のように、パラメータと設定値の間にはスペースまたはイコール(=)のどちらでも指定できます。

      --parameter Value
      --parameter=Value

  • パラメータに「-h」または「--help」を指定すると、Usageが表示されます。