管理情報のエクスポートコマンド(Amazon S3)
Amazon S3にて、クラウドストレージDBに登録されている各管理情報を、指定されたJSON(JavaScript Object Notation)形式のファイルに出力します。
管理情報のエクスポートコマンド
utls3infomanage export -t {snd|rcv|auth} -o FILE [SUB-COMMAND-OPTION]
パラメータ説明
- [REQUIRED]
-
省略できないパラメータです。
- export
-
エクスポート(省略不可)
クラウドストレージDBに登録されている管理情報を、指定されたJSON形式のファイルに出力します。
- -t, --type {snd|rcv|auth}
-
管理情報の種別(省略不可)
エクスポートしたい管理情報の種別を指定します。
- snd
-
: 配信ストレージ管理情報
- rcv
-
: 集信ストレージ管理情報
- auth
-
: ストレージ認証情報
- -o, --output FILE
-
出力ファイル(省略不可)
クラウドストレージDBに登録されている管理情報を出力するJSON形式のファイルです。
1バイトから256バイト以内のファイル名で指定します。
管理情報の出力内容については、「管理情報の入出力ファイル」を参照してください。
- [SUB-COMMAND-OPTION]
-
エクスポートを実施する際のオプションです。
= 備考 =「--id ID」と「--default」の両方を指定した場合は、IDで指定された情報とデフォルト情報が出力されます。
- --default
-
デフォルト情報の出力(省略可)
管理情報の種別に配信ストレージ管理情報を指定すると、配信ストレージ管理情報のデフォルト情報が出力されます。
管理情報の種別に集信ストレージ管理情報を指定すると、集信ストレージ管理情報のデフォルト情報が出力されます。
管理情報の種別にストレージ認証情報を指定すると、ストレージ認証情報のデフォルト情報が出力されます。
- --id ID
-
ID(省略可)
出力したい配信ストレージ管理情報、集信ストレージ管理情報、またはストレージ認証情報のIDを指定します。
配信ストレージ管理情報の情報を出力する場合は、配信ストレージ管理情報IDを指定します。
集信ストレージ管理情報の情報を出力する場合は、集信ストレージ管理情報IDを指定します。
ストレージ認証情報の情報を出力する場合は、ストレージ認証情報IDを指定します。
1バイトから63バイトまでのASCII印字可能文字で指定します。
半角スペース、「/」の文字が含まれていた場合はエラーとなります。
= 備考 =IDにワイルドカードとして"*"(アスタリスク)を指定できます。
以下に、ワイルドカードを使用する例を示します。
例)
IDが正規表現「snd*」で表現される配信ストレージ管理情報を「sample_output.json」に出力する場合:
utls3infomanage export -t snd --id "snd*" --output sample_output.json
- -i, --input FILE
-
情報追加元の入力ファイル(省略可)
管理情報が記載された、JSON形式のファイルです。
入力ファイルを指定した場合、ファイルの最後に追加書きで出力されます。
1バイトから256バイト以内のファイル名で指定します。
補足
-
以下のように、パラメータと設定値の間にはスペースまたはイコール(=)のどちらでも指定できます。
--parameter Value --parameter=Value
-
パラメータに「-h」または「--help」を指定すると、Usageが表示されます。