HULFT 暗号オプション(AES) - 暗号化方式の特徴

AES(Advanced Encryption Standard)はFIPS197として規定された暗号アルゴリズムで、日本の電子政府推奨暗号にも選ばれています。データの暗号化および復号ができます。

AESには以下のような特徴があります。

  • 暗号化および復号する際に同じ鍵を使用する共通鍵暗号アルゴリズム

  • 対象データを、一定サイズに分割したブロックごとに処理するブロック暗号化方式

  • 代表的な共通鍵暗号であるTriple DESに比べ、安全性が高く、処理が高速

  • アルゴリズムの準拠性を評価するNIST(*1)のCAVP(*2)制度によるテストに合格

 

*1

:

NIST

National Institute of Standards and Technologyの略称です。

米国商務省が管轄する国立標準技術研究所のことです。

*2

:

CAVP

Cryptographic Algorithm Validation Programの略称です。

米国NISTが規定するアルゴリズムに対して、準拠性テストおよび認証を行う制度です。