HULFT-27780
結合ファイル分解(XRBREAK)で結合ファイルに結合されているデータの円マークの半角文字が、バックスラッシュの半角文字に変換されて分解される場合がある
- 現象
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結合ファイル分解(XRBREAK)で結合ファイルに結合されているデータの円マークの半角文字が、バックスラッシュの半角文字に変換されて分解される場合があります。
- 障害レベル
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A: 致命的
- 対象バージョン
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Ver.7.0.0~Ver.8.4.6
- 修正バージョン
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Ver.10.2.0
- 発生条件
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以下の条件をすべて満たすと発生します。
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システム動作環境設定の転送コードセット(CS4TRNSFR)に“I(IBM漢字)”を指定
Ver.8.1.0未満の場合、転送コードセット(CS4TRNSFR)の項目は存在せず、常に“I(IBM漢字)”となります。
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結合ファイル分解プログラムにて、XRCRD定義カードのEBCDICセットを以下のいずれかで実行
- 0
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: 自動 (*1)
- E
-
: IBM英小文字 (*2)
- F
-
: IBM英小文字拡張 (*3)
- H
-
: IBMカナ文字拡張 (*3)
- 未指定 (*3)
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*1
:
Ver.8.1.0以降で選択可能です。
*2
:
Ver.7.0.0以降で発生します。
*3
:
Ver.8.1.0以降で発生します。
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ファイルを結合した機種の転送コードセットまたは漢字コード種が“S(SHIFT-JIS)”または“E(EUC-JP)”である
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結合したファイルのデータに円マークの半角文字が含まれる
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- 代替方法
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ありません。
- 修正後
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円マークの半角文字が、正しく円マークの半角文字に変換されます。