作業の概要
HULFTの各ライブラリーをIEHMOVE(システム・データの移動)プログラムでアンロード形式に変換し、媒体に固定長ファイルとして格納して提供しています。
インストールする前に、提供ファイル(固定長形式)をMainframeに転送し、HULFTの導入に必要なファイルに復元してください。
提供ファイル(固定長形式)は、提供媒体のHULFTディレクトリー配下に格納されています。本書では、HULFTの導入に必要なファイルを、「HULFT導入用ファイル」と呼びます。
作業の概要を以下に示します。
提供ファイルを復元するときに使用するユーティリティーおよびファイルは以下のとおりです。
ユーティリティー |
概要 |
---|---|
IEHMOVE |
データ・セットやライブラリーをアンロード形式へ変換、またはアンロード形式から復元します。 詳細は「DFSMSdfpユーティリティー」を参照してください。 |
AMATERSE |
データ・セットの圧縮と解凍を行います。 詳細はIBMの公式サイトを参照してください。 |
ADRDSSU |
DUMPコマンドとRESTOREコマンドを使用してデータ・セットをMFTが転送できる形式に変換し、元の形式に戻します。 詳細はIBMの公式サイトを参照してください。 |
ファイル |
ファイル名 |
容量(CYL) |
---|---|---|
提供ファイル(固定長形式) |
HULFT.V10INST.JCL HULFT.V10INST.JPN.PANEL HULFT.V10INST.ENG.PANEL HULFT.V10INST.JPN.MSG HULFT.V10INST.ENG.MSG HULFT.V10INST.PARMLIB HULFT.V10INST.LOAD |
32 |
HULFT導入用ファイル |
HULFT.V10.JCL HULFT.V10.JPN.PANEL HULFT.V10.ENG.PANEL HULFT.V10.JPN.MSG HULFT.V10.ENG.MSG HULFT.V10.PARMLIB HULFT.V10.LOAD |
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