要求受付処理が使用するメモリーの軽減
要求受付のサービス処理はCOBOLで作成されているため、COBOL初期化ルーチンを読み込みメモリーへ展開します。そのため、LE(Language Environment)標準導入環境において基本域(16メガバイトより下の領域)のメモリーへCOBOL初期化ルーチンを展開した場合、かつ同時に複数の要求サービスが実行された場合、メモリー不足が発生し、要求サービスを同時に実行できないことがあります。
LE標準導入環境で、基本域(16メガバイトより下の領域)のメモリーへCOBOL初期化ルーチンを展開する場合のメモリーの軽減方法について説明します。これにより基本域(16メガバイトより下の領域)のメモリー使用量が軽減され、要求受付のサービスタスクの多重度が増加します。