ユーザ固有メッセージ付加機能
複数のHULFTが起動しているとき、コンソールに表示されたメッセージをどのHULFTが表示したのか判別しやすくするために、メッセージにユーザ固有のメッセージを付加することができます。
付加するメッセージは、システム動作環境設定のユーザ固有メッセージ(CONSMSG)で設定します。システム動作環境設定については、以下を参照してください。
HULFT10 for zOS アドミニストレーション マニュアル :
設定したユーザ固有メッセージは、配信、集信、要求受付が出力するメッセージのメッセージ番号とメッセージ本文の間に付加されます。
例) メッセージが「XR0001 ISP OPEN SUCCESSFUL」の場合
CONSMSGの値 |
表示されるメッセージ |
---|---|
未定義または空白 |
XR0001 ISP OPEN SUCCESSFUL |
1234ABCD |
XR0001 1234ABCD ISP OPEN SUCCESSFUL |
ユーザ固有メッセージ付加機能の対象となるのは、配信処理、集信処理、要求受付処理が出力するメッセージすべてです。
メッセージ種 |
配信制御 |
配信処理 |
集信処理 |
要求受付 |
操作ログ |
---|---|---|---|---|---|
メッセージ番号の |
XRxxxx |
XRTxxxx |
XRRxxxx XRMxxxx |
XRAxxxx |
XROPxxxx |
xxxx、xx |
: |
メッセージ番号 |
以下のメッセージでは、システム動作環境設定のユーザ固有メッセージ(CONSMSG)の設定は無視されます。ユーザ固有メッセージは出力されません。
-
XRC9999
-
XRY0001~XRY0003