集信処理の完了コードおよび詳細コード

集信処理の完了コードおよび詳細コードを以下に示します。

注意

技術サポートサービス窓口にお問い合わせの際は、システムコードをお知らせください。

例)

完了コード:0000-0000(0000)
                      システムコード

完了コード

詳細コード

エラーメッセージ

0

0

正常終了しました。

4

DYNALLOCの
リターンコード

集信ファイルの割当に失敗しました。詳細コードについては、「Authorized Assembler Services Guide」のDYNALLOCマクロのリターンコードを参照してください。

8

2

転送処理に異常が発生しました。

3

受信処理に異常が発生しました。

4

通信相手とのコネクションの解放に失敗しました。

5

受信処理に異常が発生しました。

※コンソールに「XRR0005」のメッセージが表示されます。エラーコードの詳細はコンソールメッセージのRC=xxxxから「通信エラーコード一覧」を参照してください。

12

VSAMのフィードバックコード

管理ファイルのアクセスに失敗しました。詳細コードについては、「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」のフィードバックコードを参照してください。

16

配信側がセット
する完了コード

配信側でエラーが発生しました。「配信側ホストでエラーが発生した場合の詳細コード」を参照してください。

20

5

該当ファイルIDが集信中です。

24

1

集信プログラムのリージョン不足です。

2

HULFTの通信プロトコルに異常が発生しました。

3

配信側のHULFTのバージョンが不一致です。

4

該当ファイルIDが集信管理情報に未登録です。

5

集信ファイルのアロケーションに失敗しました。

6

集信ファイルのオープンに失敗しました。

7

集信ファイルの出力に失敗しました。

8

メッセージの動的変換に失敗しました。

9

集信管理情報の内容が不適切です。

28

0

キャンセルまたは強制終了処理を実行しました。

32

1

集信後ジョブ起動がタイムアウトで終了しました。

2

集信後ジョブが異常終了しました。

3

集信後ジョブは完了したが、完了コードが異常で終了しました。

4

次のジョブのジョブ実行に失敗しました。

5

集信後ジョブのメンバが存在しません。

36

1

マルチボリューム区分にマルチが指定されています。

2

集信ファイルが世代管理ファイルになっています。

3

登録モードに追加が指定されています。

4

集信形態に複数集信が指定されています。

5

印刷文字が指定されています。

6

指定されたUNITがMT装置です。

40

XLデータムーバの詳細コード

中間ボリュームのアクセスに失敗しました。

コンソールに「XRRFS06」のメッセージが表示され、詳細コードが出力されています。当詳細コードより調査してください。

44

1

転送グループIDのチェックでエラーが発生しました。

2

配信側のホスト名のチェックでエラーが発生しました。

48

1

集信側と配信側のレコード件数エラーです。

2

集信側と配信側のレコードサイズエラーです。

52

1

配信ファイル名の動的変換に失敗しました。

2

簡易転送において、集信ファイル名の長さが44バイトを超えています。

集信ファイル名を正しく指定してください。

3

簡易転送において、集信ボリューム名(RCVLOC)の長さが6バイトを超えています。

集信ボリューム名(RCVLOC)を正しく指定してください。

56

1

INFLATEINIT処理でエラーが発生しました。

技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

2

INFLATE処理でエラーが発生しました。暗号キーに誤りがある可能性があります。

暗号キーが正しいか確認してください。解決しない場合、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

58

1

EBCDICコード間変換に失敗しました。

2

外字変換に失敗しました。

4

UTF-8からのコード変換時、ユーザテーブルは指定できません。

5

UTF-8からのコード変換ができません。

62

1

集信ファイルのボリューム通番が不明です。

66

暗号出口ルーチンのEXITコード

暗号化処理に失敗しました。

70

配信側がセット
する完了コード

正常時ジョブ実行後に配信側でエラーが発生しました。「配信側ホストでエラーが発生した場合の詳細コード」を参照してください。

74

2

正常時ジョブ実行後に転送処理に異常が発生しました。

3

正常時ジョブ実行後に受信処理に異常が発生しました。

75

1

RDW付集信サポート外の転送形式です。

2

RDW付集信サポート外の集信ファイルです。

3

RDW付集信時のエラーです。配信側の設定、データを確認してください。

76

1

マルチボリューム集信時、集信管理情報の「異常時の処置」に「復元」が設定されています。シングルボリュームの集信ファイルを指定するか、集信管理情報の「異常時の処置」を変更してください。

77

XRCUNLCNのエラーコード

z/OS Unicode Servicesでのコード変換に失敗しました。

HULFTのシステムエラーです。コンソールに「XRC0010」が表示されます。

技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、戻りコードと理由コードをご確認の上、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

517

0

配信側ホストは転送テスト機能に対応していません。

526

0

配信側からのソケットクローズ待ちに失敗しました。

※ネットワークが断線した可能性があります。集信側は異常時の処置や異常時ジョブは実行されませんが、異常終了の履歴が残ります。配信側は正常終了している可能性があります。双方の環境を確認してください。

540

0

通信対象のバージョンとの間で利用できない機能が指定されています。

  • 配信側で「XML転送」設定がされている

541

0

対応していない要求を受け付けました。送信要求などの要求発行が集信に対して発行された場合に発生します。

543

0

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されている相手ホストのコードセットとシステム動作環境設定の「転送コードセット(CS4TRNSFR)」に設定されているコードセットの組み合わせがサポートされていることを確認してください。

詳細は、「コード変換 マニュアル」の「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。

544

0

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されているコードセットと、配信管理情報または集信管理情報に設定されているEBCDICセットの組み合わせがサポートされていることを確認してください。

詳細は、「コード変換 マニュアル」の「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。

545

0

高強度暗号強制モードでの通信に失敗しました。通信相手が以下のすべての条件に合致することを確認してください。

  1. 高強度暗号強制モードが有効

  2. HULFT V8.4.0 以上

  3. Ver.8.0.0以降のHULFT暗号オプション(AES)がインストールされている

546

0

管理情報の暗号キーの長さに問題があります。高強度暗号強制モードが有効の場合は、暗号キーに64桁の16進文字列を設定してください。

高強度暗号強制モードが無効の場合は、暗号キーに0または8~20バイトの英数字を設定してください。

616

0

配信側ホストからの簡易転送要求を拒否しました。

配信側ホストからの要求が正しいか確認してください。正しい場合は、下記のいずれかの対処をしてください。

  1. 配信側ホストの情報を詳細ホスト情報に未登録の場合、登録する。

  2. 配信側ホストの情報を詳細ホストに登録済みの場合、詳細ホスト情報の受付許可を変更する。

  3. 簡易転送集信ファイル名許可リストに集信ファイル名のプレフィックスを登録する。

  4. 簡易転送集信ボリューム許可リストに集信側ロケーションに指定したボリュームを登録する。

8888

8888

集信タスクが異常終了しました。

※コンソールに「XRR0047」のメッセージが表示され、子タスクの完了コードが出力されています。詳細は「集信処理のメッセージ」を参照してください。