履歴の出力について

HULFTでは、ファイル転送などの処理を行うごとに集配信履歴ファイルへ結果を出力します。

処理の結果は、集配信履歴ファイルに履歴レコードとして蓄積されていきます。履歴レコードを削除しないまま長期間処理を続けるとディスク容量を圧迫するため、手動または自動で履歴レコードを削除してください。

履歴出力を行う処理は以下のとおりです。

  • 配信処理(配信ごとに1件出力)

  • 集信処理(集信ごとに1件出力)

  • 配信後ジョブ実行および集信後ジョブ実行(1ジョブ実行ごとに1件出力)

  • 要求受付処理(受付ごとに1件出力)

転送テスト機能を使用した場合について

転送時に出力されるジョブの実行履歴の件数は、システム動作環境設定の値により以下の件数となります。

  • システム動作環境設定の配信後ジョブ実行(TTSNDJOB)に“2(配信後ジョブにTYPRUN=SCANを付加して実行する)”が設定されている場合、配信後ジョブ実行履歴は1件のみ出力

  • システム動作環境設定の集信後ジョブ実行(TTRCVJOB)に“2(集信後ジョブにTYPRUN=SCANを付加して実行する)”が設定されている場合、集信後ジョブ実行履歴は1件のみ出力

配信後ジョブおよび集信後ジョブの実行結果を出力するには、以下の設定が必要です。

  • システム動作環境設定の転送履歴出力(TTSNDRCVLOG)に“1(配信履歴および集信履歴を出力する)”を指定