ジョブ経由での要求の発行

JESコマンド実行権限がない場合は、Modifyコマンドをジョブで実行することで代替できます。

ジョブとして実行されるのは以下のJCLです。

【JCL例】

//JOBNM JOB JOBOP1,MSGCLASS=MSGCLASS,CLASS=CLASS, 
// JOBOP2
//JOBLIB DD DSN=JLIB1,DISP=SHR
//NOP EXEC PGM=XRMGCR,
// PARM=('Modify command')

JCLで使用されるジョブ名およびパラメーターには、対応するシステム動作環境設定の項目の設定内容が適用されます。

システム動作環境設定で以下の項目を設定します。

表B.1 JCLで使用されるシステム動作環境設定の項目

JCLでの表記

システム動作環境設定の項目名

説明

JOBNM

ジョブ名

(*1)

JOBOP1

ジョブオペランド1

(*1)

MSGCLASS

メッセージクラス

(*1)

CLASS

クラス

(*1)

JOBOP2

ジョブオペランド2

(*1)

JLIB1

後続ジョブ付加ステップのSTEPLIB設定1

(*1)

*1

:

詳細は「システム動作環境設定一覧」を参照してください。

 

また、JCLのPARMパラメーターには、以下の内容が設定されます。

表B.2 PARMパラメーターの設定

パラメーター

説明

Modify command

HULFT管理画面からの要求の発行で実行されるコマンド