HULFT-30048

配信側変換での配信で転送データのバックスラッシュの半角文字が、円マークの半角文字に変換される場合がある

現象

配信側変換での配信で転送データのバックスラッシュの半角文字が、円マークの半角文字に変換される場合があります。

障害レベル

A: 致命的

対象バージョン

Ver.10.2.0

修正バージョン

Ver.10.2.0A

発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生します。

  • システム動作環境設定の転送コードセット(cs4trnsfr)に“UTF-8(8)”を指定

  • 配信管理情報のコード変換(KJCHNGE)に“配信側(S)”を指定

  • 配信管理情報のEBCDICセット(CODESET)に以下のいずれかを指定

    • 自動(0) (*1)

    • IBM英小文字(E)

    • IBM英小文字拡張(F)

    • IBMカナ文字拡張(H)

    *1

    :

    EBCDICセットが自動の場合、詳細ホスト情報の転送コードセット(KCODETYPE)が“IBM漢字(I)”の際、、EBCDICセットが“IBM英小文字拡張(F)”として変換されるため、事象が発生します。

  • 詳細ホスト情報に登録した集信側ホストの転送コードセット(KCODETYPE)に以下のいずれかを指定

    • JEF(J)

    • IBM漢字(I)

  • 配信ファイルのデータにバックスラッシュの半角文字が含まれる

代替方法

ありません。

修正後

バックスラッシュの半角文字が、正しくバックスラッシュの半角文字に変換されます。