HULFT-29245

HULFTの起動中にOSをシャットダウンした際、履歴およびログが正しく出力されない場合がある

現象

HULFTの起動中にOSをシャットダウンした際、履歴およびログが正しく出力されない場合があります。

対象の履歴ファイルおよびログは以下となります。

 

<対象のファイル>

  • 配信履歴ファイル

  • 配信後ジョブ実行履歴ファイル

  • 集信履歴ファイル

  • 集信後ジョブ実行履歴ファイル

  • 要求受付履歴ファイル

  • スケジュール履歴ファイル

  • 再配信待ちファイル

  • ジョブ通知履歴ファイル

  • hulrjob実行履歴ファイル

  • utlrjob実行履歴ファイル

  • hultrg実行履歴ファイル

  • 複数集信情報ファイル

  • ファイルアクセスログファイル

  • コマンド実行ログファイル

障害レベル

B: 高度

対象バージョン

Ver.8.0.0~Ver.10.2.0A

修正バージョン

Ver.10.2.1

発生条件

以下の条件のいずれかを満たす際に、OSをシャットダウンすると発生する場合があります。

  • 配信プロセスにて、処理中または配信待ちの転送が存在する

  • 集信プロセスにて、処理中の転送が存在する

  • 要求受付プロセスにて、処理中の要求が存在する

  • スケジューラプロセスにて、実行中または実行待ちのスケジュールが存在する

  • 以下のすべてを満たす

    • システム動作環境設定の操作ログ出力選択(oplselect)に以下のいずれかを設定

      • 1(ファイルアクセスログのみ出力)

      • 2(コマンド実行ログのみ出力)

      • 3(ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を出力)

    • HULFTのコマンドを実行

代替方法

HULFTサービスを停止してから、OSをシャットダウンしてください。

修正後

上記条件を満たした場合、履歴およびログが正しく出力されます。