HULFTの強制終了コマンド

HULFTを強制終了します。

コマンド形式

utlsvcctl -c stop -f [snd|rcv|obs|sch] [-q] [-w time]

パラメーター説明

-c stop

HULFTに対する、HULFTの停止要求(省略不可)

-f [snd|rcv|obs|sch]

強制終了要求(省略不可)

HULFTサービスおよび各処理プロセスの処理が完了するのを待たずに強制終了させます。HULFTサービスを強制終了させる方法と、各処理プロセスを個別に強制終了させる方法があります。

各処理プロセスを個別に強制終了させる場合、「-f」に続けて対象プロセスを指定します。

snd

: 配信プロセス

rcv

: 集信プロセス

obs

: 要求受付プロセス

sch

: スケジューラプロセス

HULFTサービスを強制終了させる場合、「-f」だけを指定します。HULFTサービスに強制終了の要求を発行すると、HULFTサービスが各処理プロセスを強制終了させます。

= 備考 =
  • 対象プロセスを複数指定することはできません。

  • 配信プロセスを強制終了させた場合、集信側に強制終了を示す完了コードが伝わらず、ソケットがクローズされたように見える場合があります。

-q

非同期要求(省略可)

HULFTサービスまたは指定したプロセスが完全に停止するのを待たず、要求を発行次第、制御を返します。

-w time

コマンド待ち時間(秒)(省略可)

強制終了処理の完了を待つ時間を、“10”~“259200”の範囲で指定します。

省略すると、システム動作環境設定ファイルのソケットリードタイムアウトで設定された値になります。

注意事項

  • utlsvcctlコマンドを実行する場合は、管理者権限で起動したコマンドプロンプト上で実行してください。

  • 本機能は、HULFT10のServerグレードを導入している場合に使用できます。

  • スケジューラはHULFT10のServerグレードを導入している場合に使用できる機能です。