バックアップ作業

HULFTのバックアップは、以下の手順で行うことができます。なお、以下の操作はHULFTをインストールしたユーザーか、Windowsのシステム管理者が行うことをお勧めします。ここでは運用時のHULPATHが「etc」であることを仮定しています。お使いのHULPATHが異なっているときは、そちらを対象としてください。

注意

バックアップ作業を行う場合は、HULFTを終了してください。

  1. HULPATHの環境である「etc」に移動します。

  2. HULPATHの環境であることを確認します。

    HULPATHは以下のファイルで設定されています。

    HULFTインストールフォルダー \hulft.ini

     

    HULPATHに設定されているフォルダーかどうか確認してください。

  3. バックアップを作成します。

    任意のフォルダーにHULPATHの環境下にあるすべてのファイルをコピーします。

    ファイルおよびフォルダーのアクセス権を引き継ぐ場合は、xcopyコマンドなどを使用してコピーする必要があります。

  4. バックアップが作成されたことを確認します。

注意

HULPATH(ここでは「etc」フォルダー)以外のフォルダーにあるHULFTのシステムファイルやユーザーが任意で作成したファイルは、バックアップされません。

HULPATHフォルダー配下以外のファイルは、必要に応じて手動でバックアップしてください。

HULFTのシステムファイル、および作成されるファイルパスの詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for Windows アドミニストレーション マニュアル : ファイル構成

 

以上でバックアップ作業は終了です。

= 備考 =

バックアップしたファイルの復元方法については、以下を参照してください。

HULFT10 for Windows アドミニストレーション マニュアル : システムファイルの退避と復元について