フェールオーバー時のリカバリー処理

システム動作環境設定で、クラスター関連の項目を設定することで、使用するシステム管理情報ファイルおよび履歴ファイルを二重化します。HULFTがシステム管理情報ファイルまたは履歴ファイルの更新中(登録、変更、削除を含む)に、クラスターソフトウェアが異常を検知してフェールオーバーした場合、再起動時にリカバリー処理が行われます。これによって、システム管理情報ファイルが破壊されることを防いだり、HULFTが再起動できなくなる事態を回避したりできます。

= 備考 =

二重化の対象となる管理情報ファイルの種類とファイル名については、以下を参照してください。

HULFT10 for Windows アドミニストレーション マニュアル : ファイル構成