処理状況のメッセージ出力(イベントログ、コンソール)
フェールオーバー時点の処理状況は処理状況格納ファイルを元にメッセージ出力されます。配信または集信などの処理には数か所のチェックポイントがあります。そのチェックポイントが処理されるたびに処理状況格納ファイルに書き込まれます。これにより、あるチェックポイントとなる処理が完了し、処理状況格納ファイルに書き込む前にフェールオーバーが発生すると、実際にはメッセージに出力されている内容より処理が先に進んでいる可能性があります。
【発生例】
配信後正常時ジョブが13件登録されており、フェールオーバー時に以下のメッセージが表示されていた場合、実際には4番目のジョブが完了している可能性があります(5番目のジョブが起動されていることはありません)。
【メッセージ】
ID=W010307 DATE=2017/12/29 10:50:45 CLASS=W PNAME=hulsrvc PID=7692 TID=2144 DTLCODE=0 MYHOST=HOST01 UNAME=SYSTEM FID= SNAME= 配信で正常時ジョブの起動中(4番目のジョブを起動中)に再起動しました(ファイルID=SENDTEST、集信側ホスト名=HOST02、受付日時=2017/12/29 10:46:27.372)。