ファイルトリガーサービスの設定

ファイルトリガーサービスを受け付ける場合は、使用する環境に合わせて要求受付定義ファイルを変更します。

注意

ファイルトリガーを起動しない場合は、要求受付定義ファイル(service.dat)にファイルトリガー(HULTRG)のパラメーターを記載しないでください。

要求受付定義ファイルの記述方法

HULTRG [filename]

パラメーター説明

filename

ジョブ実行の結果を出力するファイル名を指定します。ファイル名は、200バイト以内のフルパスで指定してください。省略した場合は、初期値としてインストールフォルダー配下の「bin」フォルダーの“trglog.dat”が設定されます。

ジョブ結果出力内容

ID=トリガーID FILENAME=監視対象ファイル名 JOBID=ジョブID
DATE=日付 STIME=開始時刻 ETIME=終了時刻 RC=完了コード JOB=実行ジョブ

<出力例>

ID=TRG01 FILENAME=C:\TEST.dat JOBID=JOB01
ID=TRG01 FILENAME=C:\TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:28 ETIME=21:50:33
RC=0000 JOB=C:\WINNT\Notepad.exe
ID=TRG01 FILENAME=C:\TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:33 ETIME=21:50:35
RC=0000 JOB=C:\WINNT\Notepad.exe
ID=TRG01 FILENAME=C:\TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:35 ETIME=21:50:37
RC=0000 JOB=C:\WINNT\Notepad.exe

= 備考 =

ジョブIDに複数のジョブが登録されている場合、「ID」から「JOB」が実行されたジョブの数分、ジョブの実行結果が出力されます。

<メッセージの説明>

ID

: トリガーID(50バイト)

FILENAME

: 監視対象ファイル名

JOBID

: ジョブID(50バイト)

DATE

: ジョブ開始日付

STIME

: ジョブ開始時刻(hh:mm:ss)

ETIME

: ジョブ終了時刻(hh:mm:ss)

RC

: ジョブの完了コード(4バイト)

JOB

: 実行ジョブ

注意

ジョブ開始日付は、システム動作環境設定の日付形式(datefmt)で設定した形式で表示されます。