ファイルトリガ情報制御
ファイルトリガー機能では、ファイルの監視条件をファイルトリガー情報ファイルに登録しています。このファイルは要求受付プロセスの起動時に読み込まれて、読み込みが完了すると、登録した条件に沿った監視が開始されます。要求受付プロセスの起動後にファイルトリガ情報ファイルに登録した条件は、要求受付プロセスを再起動するまで読み込まれません。
ファイルトリガ情報制御コマンドを使用すると、要求受付プロセスを再起動することなく動的にファイルトリガ情報の再読み込みを行うことができます。
なお、要求受付プログラムが再読み込みを行っている間は、ファイルトリガー機能での操作(作成、削除、および変更)の監視は実施されません。

図2.35 ファイルトリガ情報制御
注意
ファイルトリガー機能はHULFT10のServerグレードを導入している場合に使用できる機能です。
= 備考 =
ファイルトリガ情報制御コマンドを実行すると、ファイルトリガ情報の再読み込み後に改めて監視が開始されます。また、コマンドの実行前に実行中のジョブが存在する場合は、そのジョブが完了するまでファイルトリガ情報読み込み処理は待機します。ファイルトリガ情報制御コマンドを同期指定で実行した場合、ファイルトリガ情報の再読み込みが完了するまで待機します。