ファイルトリガー機能のファイル操作確認方法

ファイルトリガー機能で監視対象となるファイルは、ファイルトリガ情報のファイル操作確認を“する”に設定した場合、以下の方法で確認を行います。

HULFT for Linux/AIX

ローカルファイルのロック方法

実ファイル名に対するHULFT独自のロックをかけます。その後、ファイルをオープンし、lockf()関数によるロックをかけます。

ファイルはロックの取得後すぐにクローズし、ファイルのクローズ後にHULFT独自のロックを解放します。

ネットワークファイルのロック方法

HULFTのネットワークファイルロックが取得できるか確認します。確認後、ファイルをオープンし、lockf()関数によるロックをかけます。

ファイルはロックの取得後すぐにクローズし、ファイルのクローズ後にHULFTのネットワークファイルロックを解放します。

注意
  • ファイルトリガー機能は、HULFT10のEnterpriseグレードを導入している場合に使用できる機能です。

  • ネットワークファイルは、HULFT10のEnterpriseグレードを導入している場合に使用できます。

HULFT for Windows

ローカルファイルのロック方法

ミューテックスオブジェクトによるロックの確認を行います。さらに、共有なしでCreateFile()関数が実行できるかを確認します。確認が完了すると、これらは解放されます。

ネットワークファイルのロック方法

ミューテックスオブジェクトによるロックを確認し、続いてHULFTのネットワークファイルロックによる確認を行います。さらに、共有なしでCreateFile()関数が実行できるかを確認します。確認が完了すると、これらは解放されます。

注意
  • ファイルトリガー機能は、HULFT10のServerグレードを導入している場合に使用できる機能です。

  • ネットワークファイルは、HULFT10のServerグレードを導入している場合に使用できます。