HULFT10 Smart Proxy(Web API)が出力するログ
HULFT10 Smart Proxy(Web API)が出力するアプリケーションログおよびREST APIへのアクション受付履歴について説明します。
アプリケーションログ
HULFT10 Smart Proxy(Web API)の動作状況を記録するアプリケーションログが出力されます。
アプリケーションログの出力先
アプリケーションログの出力先は、APIサーバー設定ファイル(api-config.yml)のファイルパス(filepath)にて設定します。
APIサーバー設定ファイルの詳細は、「APIサーバー設定ファイル(api-config.yml)」を参照してください。
ログレベル
アプリケーションログは、確認したいログレベルに応じて出力されます。
ログレベルは、APIサーバー設定ファイル(api-config.yml)のログレベル(level)にて設定します。
APIサーバー設定ファイルの詳細は、「APIサーバー設定ファイル(api-config.yml)」を参照してください。
設定できるログレベルは以下のとおりです。
- debug
-
: アプリケーションの動作に関するデバッグ情報が表示
- info
-
: 正常に動作していることを把握するための情報が表示
- warn
-
: システムの動作に影響する可能性がある問題を特定するための情報が表示
- error
-
: エラーの内容や対処方法など、システムの復旧を目的とした情報が表示
出力されるログの優先度は以下のとおりです。
←優先度低 優先度高→
debug < info < warn < error
優先度が指定したログレベル以上のログが出力されます。
例)ログ出力ㇾベル(log-level)に“info”を指定した場合、“debug”のログは出力されません。“info”、“warm”および“error”のログが出力されます。
アクション受付履歴
HULFT10 Smart Proxy(Web API)のクラウドトリガー機能を使用して、HULFTに要求が依頼したその履歴が、アクション受付履歴として記録されます。

図7.2 アクション受付履歴の出力
アクション受付履歴は管理コマンドを使用して確認できます。
アクション受付履歴を出力する管理コマンドについては、「アクション受付履歴の出力」を参照してください。