HULFT-29469

システム動作環境設定の「操作ログ自動切り替え件数」の英語表記の項目名が不正

現象

HULFT for IBMi Ver.8.1.0以降に接続した際、システム操作環境設定の操作ログ自動切り替え件数の英語表記の項目名がHULFT for IBMi Ver.8.4.0未満の項目名で表示または出力されます。

項目名は以下のとおりです。

  • HULFT for IBMi Ver.8.4.0以降の項目名

    Operation Log Rotation Count

  • HULFT for IBMi Ver.8.4.0未満の項目名

    Operation Log Auto Switch Count

なお、HULFT Manager Ver.8.4.0以降から、HULFT Ver.8.0.0以降かつHULFT Ver.8.4.0未満に接続した場合でも、HULFT Ver.8.4.0以降の項目名で表示および出力されます。

障害レベル

D: 軽微

対象バージョン

Ver.8.4.0~Ver.10.2.0

修正バージョン

Ver.10.2.1

発生条件

以下の【条件1】または【条件2】のいずれかを満たすと発生します。

【条件1】

以下の条件をすべて満たすと、システム動作環境設定画面の表示で発生します。

  • HULFT Managerのシステム動作環境設定の言語に“ENG(英語)”を指定

  • 以下のいずれかに接続

    • HULFT for IBMi Ver.8.1.0以降

    • HULFT for IBMi Ver.10.2.0

  • HULFT for IBMiに接続して、システム動作環境設定画面のセキュリティータブを表示

【条件2】

以下の条件をすべて満たすと、CSV出力結果の項目名で発生します。

  • HULFT Managerのシステム動作環境設定の言語に“ENG(英語)”を指定

  • CSV出力機能の「mansyscsv」コマンドで、以下のパラメーターを指定して実行

    • 「-c」に以下のいずれかの接続IDを指定

      • HULFT for IBMi Ver.8.1.0以降

      • HULFT for IBMi Ver.10.2.0

    • 「-nt」は指定しない

    • 「-i」に“env(システム動作環境設定)”を指定

代替方法

ありません。

修正後

上記条件を満たした場合、正しい項目名が表示されます。