インストールタイプと作業の流れ

HULFT Managerのインストール作業は、インストール方法およびインストールタイプによって変わります。

以下に、インストール方法ごとに、各インストールタイプの作業手順とその作業が必要かどうかを示します。

インストール方法が標準インストールの場合

標準インストールの場合の手順について説明します。

なお、以下のインストールの手順については、セットアッププログラムの画面の流れに従って作業できます。

表1.2 インストールタイプごとのインストール作業手順(標準インストールの場合)

インストールの手順と作業内容

新規インストール

アップデートインストール

設定される初期値

セットアッププログラムの起動

 

検出済みHULFT Managerの
確認 (*1)

 

処理の開始

インストールの開始

 

プロダクトキー更新の開始

 

ライセンス情報の入力

 

利用期間ライセンスキーの入力 (*2)

 

インストール方法の選択

 

インストールタイプの選択

-(*3)

-(*3)

 

インストール先の選択

-(*3)

C:\HULFT Family\hulman

バックアップ先の選択

C:\HULFT Family\hulman\_backup

登録名の指定

-(*3)

HULFT10 Manager

インストール内容の確認

 

処理の開始

 

HULFT Managerの管理ユーザーの作成

 

HULFT Managerの動作言語と
日付形式の設定

システムロケールによって異なる(*4)

システムの日付形式に従う

コンバート処理の開始

 

処理の終了

インストール結果の確認

 

プロダクトキー更新結果の確認

 

:

必要

:

必要時のみ

:

不要

*1

:

プロダクトキー更新の場合に必要な手順ですが、セットアッププログラムを起動したホストに、セットアップモジュールと同一のバージョンのHULFT Managerがすでにインストールされている場合に必要です。

*2

:

HULFT Managerが製品版(期間限定ライセンス)の場合のみ必要です。

*3

:

インストール先のフォルダーにすでにHULFT Managerがインストールされている場合、上書きインストールされます。この場合、登録名などの設定値などは引き継がれてインストールされます。

インストール先のフォルダーにHULFT Managerがインストールされていない場合は、HULFT Managerの登録名によって以下のように動作が異なります。

  • 初期値と同じ登録名がシステムですでに使用されている場合

    HULFT Managerがすでにインストールされている旨のメッセージが表示されます。カスタムインストールを行ってください。

  • 初期値と同じ登録名がシステムで使用されていない場合

    新規インストールとして初期値のまま標準インストールされます。

なお、インストール先のフォルダーにHULFT Managerがインストールされている場合、以下のように動作が異なります。

  • インストール先フォルダーにインストール済みのHULFT Managerの登録名が初期値と同じ場合

    更新インストールとして初期値の登録名で標準インストールされます。

  • インストール先フォルダーにインストール済みのHULFT Managerの登録名が初期値ではなく、かつ初期値と同じ登録名がシステムで使用されている場合

    HULFT Managerがすでにインストールされている旨のメッセージが表示されます。カスタムインストールを行ってください。

  • 初期値と同じ登録名がシステムで使用されていない場合

    更新インストールとして初期値のまま標準インストールされます。

*4

:

詳細は、「HULFT Managerの言語と日付形式の設定」の操作手順を参照してください。

インストール方法がカスタムインストールの場合

カスタムインストールの場合の手順について説明します。

なお、以下のインストールの手順については、セットアッププログラムの画面の流れに従って作業できます。

表1.3 インストールタイプごとのインストール作業手順(カスタムインストールの場合)

インストールの手順と作業内容

新規インストール

アップデートインストール

プロダクトキー更新

バージョンアップ

セットアッププログラムの起動

検出済みHULFT Managerの確認 (*1)

処理の開始

インストールの開始

プロダクトキー更新の開始

ライセンス情報の入力

利用期間ライセンスキーの入力 (*2)

インストール方法の選択

インストールタイプの選択

インストール先の選択

バックアップ先の選択 (*3)

登録名の指定

インストール内容の確認

処理の開始

HULFT Managerの管理ユーザーの作成

HULFT Managerの動作言語と日付形式の設定

コンバート処理の開始

処理の終了

インストール結果の確認

プロダクトキー更新結果の確認

:

必要

:

必要時のみ

:

不要

*1

:

プロダクトキー更新の場合に必要な手順ですが、セットアッププログラムを起動したホストに、セットアップモジュールと同一のバージョンのHULFT Managerがすでにインストールされている場合に必要です。

*2

:

HULFT Managerが製品版(期間限定ライセンス)の場合のみ必要です。

*3

:

インストール先フォルダーに、以下に該当するフォルダーを指定した場合、バックアップ先の選択が必要となります。

  • すでに導入済みのHULFT Managerのインストール先フォルダー