機能概要
接続先ホスト情報の管理機能
接続先ホストの情報(ホスト名、IPアドレス、ポート番号など)を管理ホスト情報として管理することができます。
システム管理情報の管理機能
遠隔地から接続先ホストのシステム管理情報を更新および削除することができます。システム管理情報とは、接続先ホストに導入されているHULFTが、配信および集信するときに使用する情報で、配信ファイルおよび集信ファイルの情報、配信先の情報などがあります。
配信要求および送信要求の発行
要求発行とは、各ホストからデータを転送したり、データを受け取ったりすることを要求する機能です。遠隔地から各ホストに対して、配信要求、送信要求、再配信要求および再送要求を発行することができます。
状況照会
遠隔地から接続先ホストで行った配信状況および集信状況を確認することができます。
セキュリティー
HULFT Managerから接続先ホストに接続するときの使用権限をユーザー単位に設定することができます。また、登録されたユーザーのみがHULFT Managerを使用できます。これにより、接続先ホストに登録されている情報やHULFT Managerで管理するHULFTの情報を保護できます。
さらに、操作ログ機能により、HULFTの状況確認や異常検知、不正アクセスの追跡、およびユーザー操作の検証を行うことができます。
各情報の自動更新
各画面の情報を自動的に、最新の情報に表示することができます。これは、ユーザーが設定したリフレッシュ間隔によって、画面を一定の間隔で最新の状態に更新する機能です。
ファイルおよびフォルダー(ディレクトリー)参照機能
HULFT Managerから、ダイアログによって接続先ホストのファイルまたはフォルダー(ディレクトリー)を参照し選択することができます。これにより、ユーザーによる入力ミスや、誤った情報の設定を回避することができます。
接続先ホストがWindowsの場合はフォルダー、UNIX/Linuxの場合はディレクトリーという用語を使用します。
HULFT8 Managerで追加された主な機能を以下に説明します。
HULFT Managerの動作言語およびHULFT Managerメイン画面の表示言語の選択
HULFT Managerの動作言語およびHULFT Managerメイン画面の表示言語を選択できるようになりました。言語には日本語、英語のどちらかを選択できます。
動作言語は、HULFT Managerのインストール時または運用中に設定できます。
表示言語は、HULFT Managerの起動時または運用中に設定できます。
日付形式の選択および履歴の協定世界時(UTC)表示
HULFT Managerの日付形式を選択できるようになりました。日付形式は、HULFT Managerのインストール時または運用中に設定できます。
また、HULFT Managerで接続先ホストのHULFTの履歴の日時を表示する際、HULFT Managerを利用しているマシンのローカルタイムで統一して表示できるようになりました。履歴の日時は、利用しているマシンのタイムゾーンに合わせて協定世界時(UTC)で表示されます。
履歴の日時が協定世界時(UTC)で表示されるのは、接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合のみです。
ただし、接続先ホストがHULFT8 for MSPまたはHULFT8 for XSPの場合、履歴の日時はグリニッジ標準時(GMT)で表示されます。
管理ユーザーの任意指定
インストール時に、HULFT Managerの管理ユーザーとして任意のユーザーを指定できるようになりました。
セキュリティー機能(ユーザー管理)
ユーザーIDおよびパスワードに入力できる文字や文字数を設定できるようになりました。
また、接続先ホストのHULFTでパスワードチェックが有効になっている場合、HULFT Managerでマッピング設定がなくても、ログオン画面でユーザーが認証されると接続先のHULFTに接続できるようになりました。
システム管理情報の管理機能
システム管理情報のファイルトリガ情報のCSV出力に対応しました。
HULFT Managerメイン画面の操作性改善
HULFT Managerを管理するHULFT Managerメイン画面のデザインやレイアウトを変更し、使いやすさが向上しました。
HULFT Manager管理画面の改善
HULFT Manager管理画面にスタートページを追加しました。
管理情報エクスポートおよびインポート機能
接続先ホストの管理情報をCSV形式でエクスポートできるようになりました。
また、エクスポートした管理情報を編集し、インポートできるようになりました。