フォーマット情報の項目一覧

配信するファイルのフォーマット情報を登録します。登録できる項目数は1000項目です。登録できるバイト数は合計19997バイトまでです。項目名から項目タイプまでが1項目です。登録方法は、「フォーマット情報を操作する」を参照してください。

項目一覧

表4.60 フォーマット情報項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

画面

ファイル

フォーマットID

FMT

 

英大文字数字
および“_”

×

50バイト以内

コメント

COMMENT

 

文字

60バイト以内(*1)

項目名

FORMAT DEF~DEFEND

 

文字

×

16バイト以内(*2)

開始位置

 

1~9999

 

バイト数

 

1~9999

×

 

小数部桁数

 

0~9

 

項目タイプ

 

(*3)

×

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

HULFT Manager管理画面では、60文字まで入力できます。接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合、入力した文字のサイズは、接続先ホストのHULFTで設定されているコードセットに従ってチェックされます。チェックされたサイズが備考に記載されたサイズであれば、入力した文字はHULFTに保存されます。

*2

:

HULFT Manager管理画面では、16文字まで入力できます。接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合、入力した文字のサイズは、接続先ホストのHULFTで設定されているコードセットに従ってチェックされます。チェックされたサイズが備考に記載されたサイズであれば、入力した文字はHULFTに保存されます。

*3

:

HULFT Manager管理画面の場合、プルダウンリストから設定値をクリックします。

各項目の説明

フォーマット情報に設定する各項目について説明します。( )内はパラメーターファイル使用時に指定する項目名です。

フォーマットID(FMT)

登録したフォーマットを認識するためのID

このフォーマットIDと以下の項目の設定値が関連づけされます。

  • 配信管理情報のM/フォーマットID(FMTID)

  • マルチフォーマット情報のデフォルトフォーマットID(DFMTID)フォーマットID(MFORMAT DEF~DEFEND)

コメント(COMMENT)

フォーマットに対するコメント

項目名(FORMAT DEF~DEFEND)

項目を認識する名称

開始位置

当該項目の開始位置

項目の開始位置(レコードの先頭から何バイト目か)を指定します。

省略すると、1つ前の項目の開始位置とバイト数を足した値になります(自動計算)。

バイト数

当該項目のバイト数

小数部桁数

当該項目の小数点以下桁数

項目が数値データで小数点以下桁数があれば指定します。

項目タイプ

当該項目のデータタイプ

X

: キャラクター

B

: バイナリー

P

: サイン付内部10進数

N

: 2バイト表示文字(HULFT Ver.8.1以降に接続した場合に表示されます)

N

: 漢字(シフトコードなし)(HULFT Ver.8.1未満に接続した場合に表示されます)

M

: 可変長文字(HULFT Ver.8.1以降に接続した場合に表示されます)

M

: 漢字とキャラクターの混在(HULFT Ver.8.1未満に接続した場合に表示されます)

9

: サイン無外部10進数

F

: 浮動小数点タイプ

I

: イメージタイプ(無変換)

S

: サイン付外部10進数

項目タイプの詳細は以下のとおりです。

表4.61 項目タイプの詳細

項目タイプ

サイズ
(バイト)

項目説明

X

キャラクタ

1~9999

ASCIIコードのみの文字データ形式。

2バイトコードが含まれていてはいけません。

B

バイナリ

2、4、8

符号付きの整数の数値データ形式。

P

サイン付内部10進数

1~10

符号付きのパック形式の10進数データ形式。

ただし、18桁までしか扱えません。

N

2バイト表示文字

または

漢字(シフトコードなし)

2~9998

シフトコードがない2バイトコードのみの文字データ形式。

ASCIIコードが含まれていてはいけません。偶数バイトのみ扱えます。

M

可変長文字

または

漢字とキャラクターの混在

1~9999

ASCIIコードと2バイトコードが混在する文字データ形式。

9

サイン無外部10進数

1~18

符号を持たないゾーン形式の10進数データ形式。

F

浮動小数点タイプ

4、8

符号付きの浮動小数点データ形式。

IEEEフォーマットの浮動小数形式をサポートします。

I

イメージタイプ(無変換)

1~9999

無変換を表すデータ形式。

S

サイン付外部10進数

1~18

符号付きのゾーン形式の10進数データ形式。

項目タイプごとのコード変換規則の詳細は、接続先ホストの「コード変換 マニュアル」を参照してください。

設定時の注意点

項目名

同一フォーマットID内で項目名を重複して指定することはできません。