詳細ホスト情報の項目一覧

配信側のホストまたは集信側のホストの詳細情報を登録します。登録方法は、「詳細ホスト情報を操作する」を参照してください。

項目一覧

表4.42 詳細ホスト情報項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

画面

ファイル

ホスト名

HOST

 

英数字と一部の記号 (*1)

×

68バイト以内

コメント

COMMENT

 

文字

60バイト以内(*2)

基本設定

 

ホスト種

HOSTTYPE

Linux/UNIX(L)

(*3)

×

転送コードセット

KCODETYPE

SHIFT-JIS(S)

(*3)

×

(*4)

漢字コード種

KCODETYPE

SHIFT-JIS(S)

(*3)

×

(*5)

集信ポートNo.

RCVPORT

30000

1~65535

×

 

要求受付ポートNo.

REQPORT

31000

1~65535

×

 

日本語規格

JISYEAR

83JIS(1)

(*3)

×

(*4)

JIS年度

JISYEAR

83JIS(1)

(*3)

×

(*5)

接続形態

CONNECTTYPE

LAN(L)

(*3)

ホスト別配信多重度

HOSTSPSNUM

0

0~9999

 

HULFT7通信モード

HUL7MODE

無効(N)

(*3)

PROXYサーバ

 

PROXYサーバ名

MYPROXYNAME

 

 

 

(*6)

PROXYポートNo.

MYPROXYPORT

 

 

 

(*6)

セキュリティ

 

送信要求・再送要求受付許可

SENDPERMIT

する(Y)

(*3)

集信後ジョブ結果参照要求受付許可

HULJOBPERMIT

する(Y)

(*3)

ジョブ実行結果通知受付許可

HULSNDRCPERMIT

する(Y)

(*3)

リモートジョブ実行受付許可

HULRJOBPERMIT

する(Y)

(*3)

簡易転送受付許可

ALLOWINSTTRANS

しない(N)

(*3)

(*7)

ユーザの通知

USRNOTIFY

通知しない(N)

(*3)

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「-(ハイフン)」「.(ピリオド)」のみ指定可能です。

なお、HULFT-HUBを利用する場合、“_(アンダーバー)”を含むホスト名が設定される場合があります。

これはHULFT-HUBがHULFTを管理するために使用するもので、通常の転送ではホスト名に“_(アンダーバー)”を使用できません。

*2

:

HULFT Manager管理画面では、60文字まで入力できます。接続先ホストがHULFT Ver.8.1以降の場合、入力した文字のサイズは、接続先ホストのHULFTで設定されているコードセットに従ってチェックされます。チェックされたサイズが備考に記載されたサイズであれば、入力した文字はHULFTに保存されます。

*3

:

HULFT Manager管理画面の場合、プルダウンリストから設定値をクリックします。

*4

:

HULFT Ver.8.1以降に接続した場合に表示されます。

*5

:

HULFT Ver.8.1未満に接続した場合に表示されます。

*6

:

HULFT-HUBまたはHULFT-WebConnectを使用したときに設定される項目のため、HULFT Managerでは値を変更しないでください。

*7

:

HULFT Ver.8.4以降に接続した場合に表示されます。

各項目の説明

詳細ホスト情報に設定する各項目について説明します。( )内はパラメーターファイル使用時に指定する項目名です。

ホスト名(HOST)

配信側または集信側のホスト名

配信する場合、このホスト名と転送グループ情報のホスト名が関連づけされます。

集信する場合、このホスト名と配信側の自ホスト名が関連づけされます。

コメント(COMMENT)

ホストに対するコメント

= 備考 =

HULFT for NSKの場合、 先頭バイトから「@+TCP/IPプロセス名」を設定すると、本設定のホストに配信する際に使用するTCP/IPプロセスが指定できます。加えてコメントを設定する場合は「@+TCP/IPプロセス名」の後に「@」を挿入して以降にコメントを設定してください。

詳細は、「NSK アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

基本設定

ホスト種(HOSTTYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストのOS種別

汎用機(H)

: Mainframe

Linux/UNIX(L)

: Linux/UNIX/NonStop

Windows(W)

: Windows

IBMi(I)

: IBM i

転送コードセット(KCODETYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストの文字コード

HULFT Ver.8.1以降に接続した場合に表示されます。

  • SHIFT-JIS(S)

  • JEF(J)

  • EUC-JP(E)

  • IBM漢字(I)

  • UTF-8(8)

  • GB18030(G)

  • IBM簡体字(C)

漢字コード種(KCODETYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストの文字コード

HULFT Ver.8.1未満に接続した場合に表示されます。

  • SHIFT-JIS(S)

  • JEF(J)

  • EUC(E)

  • IBM(I)

  • KEIS(K)

  • NEC(N)

  • UTF-8(8)

集信ポートNo.(RCVPORT)

集信デーモンが使用するポート番号

要求受付ポートNo.(REQPORT)

要求受付デーモンが使用するポート番号

日本語規格(JISYEAR)

転送コードセット(KCODETYPE)で指定した文字コードのJIS年度

HULFT Ver.8.1以降に接続した場合に表示されます。

日本語コード変換の場合のみ、設定値が有効となります。

  • 78JIS(0)

  • 83JIS(1)

省略すると“83JIS(1)”が設定されます。

JIS年度(JISYEAR)

漢字コード種(KCODETYPE)で指定した文字コードのJIS年度

HULFT Ver.8.1未満に接続した場合に表示されます。

  • 78JIS(0)

  • 83JIS(1)

省略すると“83JIS(1)”が設定されます。

接続形態(CONNECTTYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストの接続形態

LAN(L)

: LAN接続の場合に指定

“LAN(L)”のみ設定できます。

省略すると“LAN(L)”が設定されます。

ホスト別配信多重度(HOSTSPSNUM)

ホスト名(HOST)で指定したホストへの配信多重度

“0”を設定すると、ホスト別の配信多重度のチェックは行いません。

省略すると“0”が設定されます。

ホスト別配信多重度には、システム動作環境設定の配信プロセスの多重度以下の値を設定してください。

HULFT7通信モード(HUL7MODE)

ホスト名(HOST)で指定したホストとの通信方法

無効(N)

: まずHULFT10の通信方法で接続し、相手ホストが下位バージョンだった場合はHULFT7の通信方法に切り替える

有効(Y)

: 最初からHULFT7の通信方法で接続する

省略すると“無効(N)”が設定されます。

PROXYサーバ

PROXYサーバ名(MYPROXYNAME)
PROXYポートNo.(MYPROXYPORT)

HULFT-HUBまたはHULFT-WebConnectを使用したときに設定される項目

PROXYサーバーに表示される項目は、HULFT Managerでは値を変更しないでください。

セキュリティ

送信要求・再送要求受付許可(SENDPERMIT)

送信要求(SEND)および再送要求(RESEND)のサービス受付可否

する(Y)

: サービスの受け付けを許可する

しない(N)

: サービスの受け付けを拒否する

省略すると“する(Y)”が設定されます。

集信後ジョブ結果参照要求受付許可(HULJOBPERMIT)

集信後ジョブ結果参照要求(HULJOB)のサービス受付可否

する(Y)

: サービスの受け付けを許可する

しない(N)

: サービスの受け付けを拒否する

省略すると“する(Y)”が設定されます。

ジョブ実行結果通知受付許可(HULSNDRCPERMIT)

ジョブ実行結果通知(HULSNDRC)のサービス受付可否

する(Y)

: サービスの受け付けを許可する

しない(N)

: サービスの受け付けを拒否する

省略すると“する(Y)”が設定されます。

リモートジョブ実行受付許可(HULRJOBPERMIT)

リモートジョブ実行(HULRJOB)のサービス受付可否

する(Y)

: サービスの受け付けを許可する

しない(N)

: サービスの受け付けを拒否する

省略すると“する(Y)”が設定されます。

簡易転送受付許可(ALLOWINSTTRANS)

ホスト名(HOST)で指定したホストからの簡易転送の受付可否

接続先ホストがHULFT Ver.8.4.0以降の場合に表示されます。

する(Y)

: 簡易転送の受け付けを許可する

しない(N)

: 簡易転送の受け付けを拒否する

省略すると“しない(N)”が設定されます。

ユーザの通知(USRNOTIFY)

ユーザーID(OS)とユーザーID(管理画面)の接続先ホストへの通知の有無

通知する(Y)

: 通知する

通知しない(N)

: 通知しない

ユーザーIDの詳細は「Linux/AIX アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

省略すると“通知しない(N)”が設定されます。

設定時の注意点

ホスト名

ホスト名は相手側ホストで登録されているものを正しく指定してください。また、ホスト名は大文字、小文字を区別します。