複数集信ファイルデータ削除コマンド
コマンド形式
utlstore -f fileID -d [-c count]
パラメーター説明
- -f fileID
-
データ削除対象の集信ファイルID(省略不可)
50バイト以内の英数字および“_”で指定します。
- -d
-
対象データの削除(省略不可)
- -c count
-
削除を行う受信データ数(省略可)
受信データの最新のものから指定数分(表示内容が昇順のため最終レコードから指定件数分)削除します。
省略すると、整合性の合っていないデータのみを削除します。
注意事項
HULFT10のEnterpriseグレードを導入した環境で扱うネットワークファイルに対して、複数集信ファイルデータ削除コマンドを使用することはできません。
補足
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「-c」を省略し、複数集信情報ファイルに保持されているファイルサイズより集信ファイルサイズの方が大きい場合、複数集信情報ファイルに保持しているファイルサイズまで、集信ファイル内の集信データを削除します。
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システム動作環境設定の転送関連ファイルの削除モード(trnsfr_file_del)に“復元不可能モード(1)”を指定していた場合、処理中に集信データを削除する必要があるときは、復元不可能な状態で削除されます。