未配信状態キューの変更コマンド
配信待ちになっているキューの設定値を変更することができます。
コマンド形式
utlschange -h hostname -f fileID -p priority [-i time] [-bl blocklen -bc blocks] または utlschange -h hostname -f fileID -i time [-p priority] [-bl blocklen -bc blocks] または utlschange -h hostname -f fileID -bl blocklen -bc blocks [-p priority] [-i time]
パラメーター説明
- -h hostname
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設定値を変更する配信待ちの配信先ホスト名(省略不可)
68バイト以内の英数字で指定します。
- -f fileID
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設定値を変更する配信待ちのファイルID(省略不可)
50バイト以内の英数字および“_”で指定します。
簡易転送で配信待ちになっているキューを変更するには、「-f _INSTANT_TRANSFER_」を指定します。
- -p priority
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優先度(省略可)
“1”~“256”の範囲で指定します。相対的に小さい値のものが優先されます。
- -i time
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転送間隔(ミリ秒)(省略可)
“0”~“32760”の範囲で指定します。
- -bl blocklen
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転送ブロック長(省略可)
“0”または“128”~“65520”の範囲で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が“65520”を超える値は指定できません。
- -bc blocks
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転送ブロック数(省略可)
“0”または“1”~“99”の範囲で指定します。ただし、転送ブロック長と転送ブロック数の積が“65520”を超える値は指定できません。
注意事項
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配信待ちになっているキューに同一ホスト名、ファイルIDが存在する場合は、先頭キューから指定されたホスト名、ファイルIDを検索し最初のキューのみ変更を行います。
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「-bl」と「-bc」は、どちらか片方のみ指定することはできません。必ず両方を指定してください。
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以下のパラメーターは省略可能ですが、すべてを同時に省略することはできません。必ずどれか1つを指定してください。
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「-p」
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「-i」
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「-bl」と「-bc」
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「-bl blocklen」、「-bc blocks」ともに“0”を指定すると、HULFTが自動的に算出した転送単位(転送ブロック長×転送ブロック数)のサイズが設定されます。
ただし、「-bl blocklen」と「-bc blocks」のどちらか一方のみに“0”を指定した場合は、エラーとなります。