配信要求(配信側起動のファイル転送)

配信要求は転送するファイルを持つ側からの起動でファイル転送を行う場合に使用します。

配信要求はHULFT管理画面からでも、コマンドからでも実行できます。

ここではHULFT管理画面のシステム管理メニュー画面からの実行方法を記載します。処理選択メニュー画面やコマンドからの配信要求は、以下を参照してください。

HULFT10 for Linux/AIX オペレーション マニュアル : 配信要求コマンド

なお、この操作を行うためには、転送のために必要となるHULFTの各常駐プロセス(配信デーモン、集信デーモン)が起動されている必要があります。この操作方法は、「HULFTの起動」を参照してください。

また、HULFT管理画面のシステム管理メニュー画面の起動方法および操作方法は、「HULFTのシステム動作環境設定」を参照してください。

 

配信要求を行う手順は以下のとおりです。

 

  1. システム管理メニュー画面から、[↑]キー、[↓]キーで1.配信管理情報へカーソルを合わせ、[ENTER]キーを押します。

    配信管理情報一覧画面が表示されます。

  2. [↑]キー、[↓]キーで配信要求を発行したいレコード「LOOPTEST」へカーソルを合わせ、[Ctrl]+[u]キーを押します。

                                                                                    
     配信管理情報一覧                        Ctr+u:配信要求    ESC :前画面
                                                                ↑↓:スクロール
                                                                      000001/000006
     ファイルID    : LOOPTEST
     転送グループID: grp01
    
     ファイルID  転送タイプ  転送グループID               コメント
     ------------------------------------------------------------------------------
     LOOPTEST       TEX         grp01        LOOPTEST                             
     FILEID01       TEX         SV001        テキストファイル
     DAY1           FMT         HOSTGRP      日次処理ファイル1
     DAY2           MFMT        UXGRP        日次処理ファイル2
     JINJI1         TEX         SV001        人事情報ファイル
     TEST123        BNR         TEST         顧客情報ファイル(CSV連携)
    
    
    
    
    
    
    
    
                                                                                    

    画面6.8 配信管理情報一覧画面

以上でHULFT管理画面からの配信要求が発行されました。