管理情報の登録

HULFTでは配信側と集信側に同一のファイルIDを指定します。ファイルIDは50文字以内の英数字および“_”で指定します。ファイルIDに関連付けられた管理情報を元にファイル転送を行います。

ファイルIDは1ファイルごとに配信側(配信管理情報)および集信側(集信管理情報)に登録する必要があります。

図6.3 ファイルIDの関連イメージ

このファイルIDの他にも管理情報の登録が必要となりますが、これらの管理情報もIDで管理されています。ファイル転送を行う際に配信側および集信側で最低限必要な管理情報は以下のとおりです。また、ファイル転送に必要な管理情報の詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for Linux/AIX オペレーション マニュアル : 管理情報の設定

配信側HULFT

配信管理情報(配信ファイルID)

詳細ホスト情報(集信側ホストのホスト名)

転送グループ情報(転送グループID)

集信側HULFT

集信管理情報(集信ファイルID)

詳細ホスト情報(配信側ホストのホスト名)

転送グループ情報(転送グループID)

当疎通テストは、同一マシン内の同一HULFTでのファイル転送になるので、以下の情報の登録が必要となります。

それを登録順に以下の項目に記載します。またそれぞれのIDは以下のとおりとします。

注意

本書では当マシンの自ホスト名を“host01”としていますが、この名前はご利用の環境に合わせて変更してください。

ここではHULFT管理画面のシステム管理メニュー画面を使用して各情報を登録します。

HULFT管理画面の起動方法および操作方法は、「HULFTのシステム動作環境設定」を参照してください。