起動関連設定
[↑]キー、[↓]キーでシステム動作環境設定画面の1.起動関連設定へカーソルを合わせ、[ENTER]キーを押します。
起動関連設定画面が表示されます。
ここでは、以下の項目を設定します。
配信デーモン通信方法
配信デーモンを起動するときに通常のソケットを使用するか、UNIXドメインソケットを使用するかを指定します。
配信デーモンの通信方法にUNIXドメインソケットを使用すると、配信デーモンのポートを監視できなくなります。したがって、インストール先のホストがHULFTのリモート生存監視機能の監視対象になっている場合は、通常のソケット通信を選択してください。
ワークファイル作成パス
HULFTが一時的に利用するファイルを作成するためのディレクトリーを設定します。
200バイト以内の英数字で指定します。
このディレクトリーは、バックアップの作業の際には吸い上げ対象から除外してください。
また、大容量ファイルを複数集信する場合には、空き容量が十分確保されたパーティションにこのディレクトリーを割り当ててください。
pidファイル作成パス
配信デーモン起動時に作成する、配信デーモンpidファイルの作成ディレクトリーを設定します。
200バイト以内の英数字で指定します。
HULFTをクラスター環境でインストールした場合は、セットアッププログラムで指定したパスが設定されています。
また、複数のHULFTが動作するシステム上(クラスター環境の双方向スタンバイ構成など)で使用する場合は、ワークファイル作成パス、集信ポートNo.、要求受付ポートNo.、およびpidファイル作成パスが、他のHULFT環境と互いに競合しないように設定してください。
<<起動関連設定>> ESC :キャンセル TAB :項目移動 ワークファイル作成パス: /usr/local/HULFT/tmp 配信デーモン通信方法 : S (S:U) 配信要求受付ポートNo. : 32000 集信ポートNo. : 30000 要求受付ポートNo. : 31000 配信プロセスの多重度 : 10 集信プロセスの多重度 : 0 pidファイル作成パス : /usr/local/HULFT/etc ------------------------------------------------------------------------------ HULFTが一時的に作成するファイルを置くパスを指定します。 HULFTは、配信データおよび集信データを一時的に加工してワークファイルを作成する 場合があります。したがって、このパーティションの未使用エリアが十分とられて いることを確認し設定してください。 200バイト以内の英数字で指定します。
画面4.4 起動関連設定画面
必要項目の設定が完了したら、[ENTER]キーを押します。
設定内容が保存され、システム動作環境設定画面に戻ります。