システム動作環境設定問い合わせコマンド
HULFTのデーモンが採用しているシステム動作環境設定の項目を問い合わせるには、それぞれのデーモンのシステム動作環境設定問い合わせコマンドを使用します。
本コマンドで、それぞれのデーモンが採用しているシステム動作環境設定の項目をファイルに出力します。
配信デーモンシステム動作環境設定問い合わせコマンド
hulclustersnd -query outfilename [-m] [-a] [-timeout timeout]
集信デーモンシステム動作環境設定問い合わせコマンド
hulclusterrcv -query outfilename [-m] [-a] [-timeout timeout]
要求受付デーモンシステム動作環境設定問い合わせコマンド
hulclusterobs -query outfilename [-m] [-a] [-timeout timeout]
パラメーター説明
- outfilename
-
問い合わせ結果出力ファイル名(省略不可)
256バイト以内の英数字で指定します。ファイル名は絶対パスで指定してください。
「outfilename」 で指定するファイル名には「-m」、「-a」、および「-timeout」は使用できません。
出力される形式は、「システム動作環境設定ファイル(hulenv.conf)」と同様の形式になります。
- -m
-
エラーメッセージの表示(省略可)
エラーメッセージを出力します。
省略すると引数チェックエラーのメッセージのみ出力されます。
- -a
-
問い合わせのみ可能な項目の追加出力(省略可)
問い合わせおよび再設定できる項目に追加して、問い合わせのみ可能な項目もファイルに出力します。
省略すると再設定および問い合わせできる項目のみ出力します。
- -timeout timeout
-
デーモンからの応答待ち時間(秒)(省略可)
“10”~“3600”の間で指定します。この時間が経過すると、デーモンへの問い合わせ中であっても処理を戻します。その場合、システム動作環境設定問い合わせ結果はコマンドには戻りませんので注意してください。
省略すると“10”が設定されます。