システム構成の検討

システム案件を満たすためには、24時間365日の連続運用が必要です。

そのためにシステムをクラスター化し、障害発生時のシステムダウン時間を最小限にします。

クラスターは、2ノードのLinuxサーバーで構成し、A社のデータは、処理Aで共有ディスクの区画Aへ、B社のデータは、処理Bで共有ディスクの区画Bへデータを集めます。

ノードを有効に利用するために、片方向スタンバイ構成ではなく、HULFTを1台のノードでA、B2つの処理を行うようにし、両方のノードを双方向スタンバイ構成(Active-Active)のシステムで運用します。

図6.2 システム構成図(双方向スタンバイ構成)