運用計画の作成

通常時の運用計画

計画1

「システム案件」「要件3」を行うため、集信したバックアップデータはバックアップディレクトリーへコピーします(HULFTの集信後ジョブを利用)。

計画2

ネットワークの通信量を制御するために、昼間は通信量を少なくし、夜間は通信量を多くするような運用を行います(HULFTクラスター対応機能のシステム動作環境設定再設定機能を利用)。

計画3

「システム案件」「要件5」を行うために、本番前の1か月は、HULFTの評価版を用いて動作確認します。本番運用では、HULFTの製品版を用いて運用します。評価版から製品版への移行は、システムを停止せずに行います(クラスター対応のアップデートインストール)。

計画4

HULFTのログ出力は、始めは出力するようにし、本番運用後1週間後には行わないよう設定を変更します(HULFTクラスター対応機能のシステム動作環境設定再設定機能を利用)。

障害発生時の対応

対応1

「システム案件」「要件2」 および「要件4」 を満たすためには、フェールオーバーが発生し、処理が待機系へ引き継がれた後、データ転送中であった転送が自動で再開されるようにします(HULFTクラスター対応機能のフェールオーバー後の自動再配信(集信側)機能を利用)。