ファイルトリガーサービスの設定

ファイルトリガーサービスを受け付ける場合は、使用する環境に合わせて要求受付定義ファイルを変更します。

注意

ファイルトリガーを起動しない場合は、要求受付定義ファイル(service.db)にファイルトリガー(HULTRG)のパラメーターを記載しないでください。

要求受付定義ファイルの記述方法

HULTRG [filename]

パラメーター説明

filename

ジョブ実行の結果を出力するファイル名を指定します。

128バイト以内の英数字で指定します。ファイル名は、フルパスで指定してください。ファイル名の指定がないときは、初期値として“/dev/console”が設定されます。

ジョブ結果出力内容

ID=トリガID FILENAME=監視対象ファイル名 JOBID=ジョブID
DATE=ジョブ開始日付 STIME=ジョブ開始時刻 ETIME=ジョブ終了時刻 RC=ジョブの完了コード JOB=実行ジョブ

<出力例>

ID=TRG01 FILENAME=/home/users/usr1/test.sh JOBID=JOB01
ID=TRG01 FILENAME=/home/users/usr1/TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:28 ETIME=21:50:33 RC=0000 JOB=/home/users/usr/tool.sh(ここまでで一行)
ID=TRG01 FILENAME=/home/users/usr1/TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:33 ETIME=21:50:35 RC=0000 JOB=/home/users/usr/tool.sh(ここまでで一行)
ID=TRG01 FILENAME=/home/users/usr1/TEST.dat DATE=2014/12/01 STIME=21:50:35 ETIME=21:50:37 RC=0000 JOB=/home/users/usr/tool.sh(ここまでで一行)

= 備考 =

ジョブIDに複数のジョブが登録されている場合、「ID」から「JOB」が実行されたジョブの数分、ジョブの実行結果が出力されます。

<メッセージの説明>

ID

: トリガーID(50バイト)

FILENAME

: 監視対象ファイル名

JOBID

: ジョブID(50バイト)

DATE

: ジョブ開始日付

STIME

: ジョブ開始時刻(hh:mm:ss)

ETIME

: ジョブ終了時刻(hh:mm:ss)

RC

: ジョブの完了コード、またはシグナルによって終了した場合のシグナルの番号(4バイト)

JOB

: 実行ジョブ

注意

ジョブ開始日付は、システム動作環境設定の日付形式(datefmt)で設定した形式で表示されます。