監視対象のファイル
ファイルトリガー情報画面または管理情報バッチ登録コマンドで、監視対象のディレクトリー名およびファイル名を指定します。
サブディレクトリーの監視
サブディレクトリ監視に“する”を設定すると、監視対象として指定したディレクトリーのサブディレクトリーにあるファイルも監視対象にできます。
複数のファイルの監視
正規表現またはワイルドカードを使用して、複数のファイルを同時に監視できます。
正規表現使用に“する”を設定すると、ファイル名に正規表現を使用できます。
また、正規表現使用に“しない”を設定すると、ファイル名にワイルドカードを使用できます。
たとえば、ファイル名に“*.txt”と指定すると、ディレクトリ名に指定したディレクトリー内にある拡張子がtxtのファイルがすべて監視対象になります。
ただし、ディレクトリ名の指定には、正規表現およびワイルドカードを使用できません。
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正規表現とワイルドカードは、同時に指定できません。
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ディレクトリ名とファイル名に指定したディレクトリーおよびファイル名の合計が200バイトを超えるファイルは監視されないので、正規表現またはワイルドカードのアスタリスク(*)を使用する場合は注意してください。
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正規表現またはワイルドカードのアスタリスク(*)を使用してファイル名を指定した場合、HULFTによるネットワークファイルロックで排他制御に使用されるファイル(「.#HULLOCK.」で始まるファイル)は、監視されません。詳細は「ネットワークファイルの扱い」を参照してください。
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ネットワークファイルを監視する場合、監視対象ファイルが格納されているディレクトリーをマウントするときに、NFSクライアントの属性キャッシュを無効にしておく必要があります。
詳細は「ネットワークファイルの扱い」を参照してください。