要求受付定義ファイル
導入時に初期設定されている内容を、使用するシステムの環境にあわせて変更してください。
要求受付定義ファイルの変更を適用するには、HULFTの再起動が必要です。
ファイル名
要求受付定義ファイルの名称は「service.db」です。この名称は変更できません。要求受付定義ファイルはHULFTが使用するシステムファイルが存在するパス「HULPATH」に置きます。
記述フォーマット
行の先頭に「#」があるときは、コメント行とみなされます。空行が存在していても構いません。また、空行は連続していても構いません。
項目と項目の区切りは、スペースコード(0x20)またはタブコード(0x09)を使用します。
-
要求受付定義ファイル(service.db)を誤って記述すると、要求が正しく受け付けられなくなります。要求受付定義ファイルを変更する場合は、必ずバックアップを作成してください。
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起動コマンド内にスペースを使用したい場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲んでください。
レコードレイアウト
要求受付定義ファイル(service.db)はバイナリデータを含まないため、viなどのエディターで作成することができます。また、レコードはサービスごとに記述します。
各項目の説明
各項目の説明を以下に示します。
- 履歴の出力
-
該当サービス名に関する要求受付履歴の出力有無を指定します。
- 0
-
: そのサービスに対する要求受付履歴を出力しない
- 1
-
: そのサービスに対する要求受付履歴を出力する
“0”を指定した場合も、要求受付処理は正常に実行されます。
= 備考 =各サービスの結果は、各サービスに指定したファイルに必ず出力されます。
- サービス名
-
定義するサービス名を記述します。
- プログラム名
-
サービス名に対し、起動するサービスプログラムを記述します。
設定例
# HULFT10 Request Acknowledge Definition File # # logflg log output flag 0:No output 1:Output # service Service name # program Startup service program # #logflg service program 1 SEND 1 RESEND 1 HULSNDRC hulsndrc -l /tmp/SNDRCLOG 1 HULJOB huljob 1 HULRJOB hulrjob -l /tmp/RJOBLOG 1 HULADMIN huladmin 1 HULTRG /tmp/TRGLOG 1 TRGCONF