HULFT-27887

ファイル転送を行った際、暗号に関するワーニングのメッセージを出力

対象バージョン

Ver.7.0.0〜Ver.8.4.3

改善バージョン

Ver.10.2.0

改善内容

改善内容1

以下の環境でファイル転送を行った場合に、HULFT暗号で転送する旨のワーニングのメッセージが出力されるようになりました。

自ホスト

HULFT10 暗号オプション(AES)を導入済み

相手ホスト

HULFT 暗号オプション(AES)を未導入

 

  • 自ホストが配信側ホストの場合に出力されるメッセージ

    W100048 NOT SUPPORTED BY COUNTERPART. HULFT ENCRIPTION SCHEME IS USED FOR TRANSFER.

  • 自ホストが集信側ホストの場合に出力されるメッセージ

    W400030 NOT SUPPORTED BY COUNTERPART. HULFT ENCRIPTION SCHEME IS USED FOR TRANSFER.

 

メッセージの詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi エラーコード・メッセージ : メッセージ

 

相手ホストに、HULFT暗号オプション(AES)の導入を検討してください。

 

改善内容2

以下の環境でファイル転送を行った場合に、暗号なしで転送する旨のワーニングのメッセージが出力されるようになりました。

配信側ホスト

配信管理情報の暗号キーが未設定または、暗号機能なし版

集信側ホスト

集信管理情報の暗号キーが設定済み

 

  • 自ホストが集信側ホストの場合に出力されるメッセージ

    W400031 TRANSFERED WITHOUT ENCRYPTION FROM SENDING SIDE.

 

メッセージの詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi エラーコード・メッセージ : メッセージ

 

配信側ホストで、ファイルを暗号化して転送する設定を検討してください。