HULFT-30058

結合ファイル分解(UTLBREAK)で結合ファイルに結合されているデータのバックスラッシュの半角文字が、円マークの半角文字に変換されて分解される場合がある

現象

結合ファイル分解(UTLBREAK)で結合ファイルに結合されているデータのバックスラッシュの半角文字が、円マークの半角文字に変換されて分解される場合があります。

障害レベル

A: 致命的

対象バージョン

Ver.10.2.0

修正バージョン

Ver.10.2.0A

発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生します。

  • システム動作環境設定の転送コードセット(CS4TRNSFR)に“I(IBM漢字)”を指定

  • 結合ファイル分解プログラムにて、分解時のパラメーターのEBCDICセット(CODESET)に以下のいずれかを指定

    0

    : 自動

    E

    : IBM英小文字

    F

    : IBM英小文字拡張

    H

    : IBMカナ文字拡張

    未指定

     

  • ファイルを結合した機種の転送コードセットまたは漢字コード種が“8(UTF-8)”である

  • 結合したファイルのデータにバックスラッシュの半角文字が含まれる

代替方法

ありません。

修正後

バックスラッシュの半角文字が、正しくバックスラッシュの半角文字に変換されます。