HULFT-30058

メッセージおよび拡張メッセージ内に特定の文字コードが存在する場合、円マークの半角文字に変換される場合がある

現象

旧互換の動作の場合、HULFT10 for IBMiではメッセージの変換処理にHULFT独自のコード変換を使用します。

このため、メッセージおよび拡張メッセージ内に特定の文字コードが存在する場合、円マークの半角文字に変換される場合があります。

円マークに変換されるメッセージおよび拡張メッセージは以下となります。

  • 集信履歴のEBCDICで格納されるメッセージおよび拡張メッセージ

  • 環境変数のメッセージおよび拡張メッセージ

障害レベル

B:高度

対象バージョン

Ver.10.2.0

修正バージョン

Ver.10.2.0A

発生条件

以下の条件をすべて満たすと発生します。

  • システム動作環境設定のメッセージキャラクタセット選択(CHARSETOPTMSG)に“I(IBM 英小文字拡張モード)”を指定

  • 特定の文字コードの「UTF-8に変換した場合“0x5C”になる文字」が以下のいずれかのメッセージに存在する

    • メッセージ0~5

    • 拡張メッセージ0~1

代替方法

ありません。

修正後

特定の文字コードが、正しくバックスラッシュの半角文字に変換されます。