詳細ホスト情報

配信側のホストまたは集信側のホストの詳細情報を登録します。登録するには以下の2通りの方法があります。

項目一覧

下記表は管理画面による登録の場合の値です。コマンド登録の場合、「省略」が画面の設定と異なる場合があります。コマンド登録の場合の「省略」の詳細は「管理情報バッチ登録コマンド」を参照してください。

表2.10 詳細ホスト管理情報項目一覧

項目名

初期値

設定値

省略

備考

画面

ファイル

ホスト名

HOST

 

英数字と一部の記号(*1)

×

先頭英字の68バイト以内

ホスト種

HOSTTYPE

 

H,L,W,I

×

 

転送コードセット

KCODETYPE

 

S,E,J,I,8,G,C

×

 

日本語規格

JISYEAR

83

78,83

×

 

集信ポートNO.

RCVPORT

30000

1~65535

×

 

要求受付ポートNO.

REQPORT

31000

1~65535

×

 

ホスト別配信多重度

HOSTSPSNUM

0

0~99999

 

HULFT7通信モード

HUL7MODE

N

Y,N

 

PROXYサーバ

 

PROXYサーバ名

MYPROXYNAME

 

 

 

 

PROXYポートNO.

MYPROXYPORT

 

 

 

 

送信要求・再送要求受付許可

SENDPERMIT

Y

Y,N

×

 

集信後ジョブ結果参照要求受付許可

HULJOBPERMIT

Y

Y,N

×

 

ジョブ実行結果通知受付許可

HULSNDRCPERMIT

Y

Y,N

×

 

リモートジョブ実行受付許可

HULRJOBPERMIT

Y

Y,N

×

 

簡易転送受付許可

ALLOWINSTTRANS

N

Y,N

×

 

ユーザの通知

USRNOTIFY

N

Y,N

×

 

コメント

COMMENT

 

文字

60バイト以内

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

「-(ハイフン)」「.(ピリオド)」のみ指定可能です。

なお、HULFT-HUBを利用する場合、“_(アンダーバー)”を含むホスト名が設定される場合があります。

これはHULFT-HUBがHULFTを管理するために使用するもので、通常の転送ではホスト名に“_(アンダーバー)”を使用できません。

各項目の説明

詳細ホスト情報に設定する各項目について説明します。()内はパラメーターファイル使用時に指定する項目名です。

ホスト名(HOST)

配信側または集信側のホスト名

配信する場合、このホスト名と転送グループ情報のホスト名が関連付けされます。

集信する場合、このホスト名と配信側の自ホスト名が関連付けされます。

ホスト種(HOSTTYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストのOS種別

H

: Mainframe

L

: Linux/UNIX/NonStop

W

: Windows

I

: IBM i

転送コードセット(KCODETYPE)

ホスト名(HOST)で指定したホストのコードセット

S

: SHIFT-JIS

E

: EUC-JP

J

: JEF

I

: IBM漢字

8

: UTF-8

G

: GB18030

C

: IBM簡体字

日本語規格(JISYEAR)

転送コードセット(KCODETYPE)で指定した文字コードのJIS年度

78

: JIS78

83

: JIS83

集信ポートNO.(RCVPORT)

集信受付ジョブが使用するポート番号

要求受付ポートNO.(REQPORT)

要求受付ジョブが使用するポート番号

ホスト別配信多重度(HOSTSPSNUM)

上記ホストへの配信多重度

"0"を設定した場合、ホスト別配信多重度の制御は行いません。

省略すると"0"が設定されます。

ホスト別配信多重度には、システム動作環境設定の配信ジョブの多重度以下の値を設定するようにしてください。

HULFT7通信モード(HUL7MODE)

ホスト名(HOST)で指定したホストとの通信方法

Y

: 最初からHULFT7の通信方法で接続する

N

: まずHULFT10の通信方法で接続し、相手ホストが下位バージョンだった場合はHULFT7の通信方法に切り替える

省略すると“N”が設定されます。

PROXYサーバ名(MYPROXYNAME)
PROXYポートNO.(MYPROXYPORT)

通信を中継するサーバーの設定

HULFT10 Smart Proxy、HULFT-HUB、またはHULFT-WebConnectを使用したときに設定される項目です。

送信要求・再送要求受付許可(SENDPERMIT)

送信要求(SEND)および再送要求(RESEND)のサービス受付可否

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

集信後ジョブ結果参照要求受付許可(HULJOBPERMIT)

集信後ジョブ結果参照要求(HULJOB)のサービス受付可否

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

ジョブ実行結果通知受付許可(HULSNDRCPERMIT)

ジョブ実行結果通知(HULSNDRC)のサービス受付可否

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

リモートジョブ実行受付許可(HULRJOBPERMIT)

リモートジョブ実行(HULRJOB)のサービス受付可否

Y

: サービスを受け付ける

N

: サービスの受け付けを拒否する

簡易転送受付許可(ALLOWINSTTRANS)

「ホスト名(HOST)」で指定したホストからの簡易転送の受付可否

Y

: 簡易転送を受け付ける

N

: 簡易転送の受け付けを拒否する

集信側で簡易転送を受け付けるか拒否するかを設定します。

省略すると、“N(簡易転送の受け付けを拒否する)”が設定されます。

詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi アドミニストレーション マニュアル : 簡易転送

ユーザの通知(USRNOTIFY)

ユーザーID(OS)とユーザーID(管理画面)の接続先ホストへの通知の有無

Y

: 通知する

N

: 通知しない

ユーザーIDの詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi アドミニストレーション マニュアル : ユーザーの通知

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