配信受付ジョブの終了
配信受付ジョブを終了させるには、端末から次のコマンドを投入します。
プログラムインターフェイス
CALL ライブラリー名/UTLKILLSND [PARM(['LIB=ライブラリー名'] ['TERM'] ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])]
パラメーター説明
- LIB=ライブラリー名
-
HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- TERM
-
終了処理の待機(省略可)
配信中のジョブが存在する場合は、配信処理が終了するまで処理を待ってから配信受付ジョブを終了します。
- G
-
配信システムが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)
省略するとエラー時にメッセージは出力されません。
- OUTPUT=filename
-
配信システムが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名(メンバー名)」の形式で指定します。
省略するとメッセージは出力されません。
ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- EXIT CL変数名
-
配信システムが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)
EXITとCL変数名は連続して指定してください。
異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。
省略するとエラーコードはセットされません。
-
「TERM」パラメーター指定をしない場合、配信中のジョブが存在するときは、配信受付ジョブを終了することはできません。
-
「TERM」パラメーターを指定したことにより、配信受付ジョブの終了を待機している場合、配信状況表示コマンド(UTLSDISP)、未配信状態キューの変更コマンド(UTLSCHANGE)、配信キャンセルコマンド(UTLSCAN)のみ受け付けます。
配信受付ジョブの終了は非同期で実行されます。
このため、配信受付ジョブの終了は、OSのWRKACTJOB(活動ジョブ処理)コマンドなどを使用して確認してください。
コマンドインターフェイス
UTLKILLSND TERM( ) LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )
パラメーター説明
- TERM
-
終了処理の待機(省略時値 *NO)
- *NO
-
: 配信処理を行っている場合は、エラーとなる
- *YES
-
: 配信処理が終了するまで待機し、配信受付ジョブを終了する
- LIBRARY
-
HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
- MSG
-
エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)
- *NO
-
: エラーメッセージを表示しない
- *YES
-
: エラーメッセージを表示する
- FILE
-
エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリー名とファイル名(省略可)
「ライブラリー名/ファイル名」の形式で指定します。
それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。
- MBR
-
エラーメッセージ出力先ファイルのメンバー名(省略時値 *FILE)
先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。
-
「TERM」パラメーターを省略、または“*NO”を指定した場合、配信中のジョブが存在するときは、配信受付ジョブを終了することはできません。
-
「TERM」パラメーターに“*YES”を指定したことにより、配信受付ジョブの終了を待機している場合、配信状況表示コマンド(UTLSDISP)、未配信状態キューの変更コマンド(UTLSCHANGE)、配信キャンセルコマンド(UTLSCAN)のみ受け付けます。
配信受付ジョブの終了は非同期で実行されます。
このため、配信受付ジョブの終了は、OSのWRKACTJOB(活動ジョブ処理)コマンドなどを使用して確認してください。