操作ログ手動切り替えコマンド

既存の操作ログ(ファイルアクセスログとコマンド実行ログ)をバックアップし、新規ファイルに切り替えます。バックアップファイルの出力先、命名規則や世代管理は自動切り替えの場合と同じです。詳細は、以下を参照してください。

HULFT10 for IBMi アドミニストレーション マニュアル : 操作ログ

プログラムインターフェイス

CALL ライブラリー名/UTLOPLCHG PARM(['LIB=ライブラリー名'] 'FL|CL|A'
   ['G'] ['OUTPUT=filename'] ['EXIT' CL変数名])

パラメーター説明

LIB=ライブラリー名

HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)

先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。

FL|CL|A

切り替え対象の操作ログ(省略不可)

FL、CL、Aのどれか1つを指定します。2つ以上を同時に指定することはできません。

FL

: ファイルアクセスログのみ切り替えます

CL

: コマンド実行ログのみ切り替えます

A

: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を切り替えます

G

操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーメッセージの表示抑制(省略可)

省略するとエラーメッセージが表示されます。

OUTPUT=filename

操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーメッセージの出力先(省略可)

ライブラリー名/ファイル名(メンバー名)」の形式で指定します。

省略するとエラーメッセージは出力されません。

ログファイルのレコード保持件数は無制限です。

EXIT CL変数名

操作ログ手動切り替えコマンドが出力するエラーコードの受け取りとCL変数名(省略可)

EXITとCL変数名は連続して指定してください。

異常終了の場合のみ、エラーコードをCL変数へセットします。

省略するとエラーコードはセットされません。

注意

操作ログはFIFOを経由して出力されます。操作ログの切り替えを実行した時点でFIFOにメッセージが残っていた場合、切り替え実行後に残っていたメッセージを出力します。そのため、切り替え実行前に処理が終わっている操作のログが切り替え実行後に出力される場合があります。

コマンドインターフェイス

UTLOPLCHG LOG() LIBRARY( ) MSG( ) FILE( ) MBR( )

パラメーター説明

LOG

切り替え対象の操作ログ(省略時値 *ALL)

FL

: ファイルアクセスログのみ切り替えます

CL

: コマンド実行ログのみ切り替えます

*ALL

: ファイルアクセスログとコマンド実行ログの両方を切り替えます

”*ALL”を指定した場合または省略した場合は、ファイルアクセスログおよびコマンド実行ログが対象となります。

LIBRARY

HULFTがインストールされているライブラリー名(省略時値 HULFT)

先頭英文字の10バイト以内の英数字で指定します。

MSG

エラーメッセージの表示抑制(省略時値 *YES)

*NO

: エラーメッセージを表示しない

*YES

: エラーメッセージを表示する

FILE

エラーメッセージ出力先ファイルのライブラリー名とファイル名(省略可)

ライブラリー名/ファイル名」の形式で指定します。

それぞれ先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。

省略するとエラーメッセージは出力されません。ログファイルのレコード保持件数は無制限です。

MBR

エラーメッセージ出力先ファイルのメンバー名(省略時値 *FILE)

先頭英字の10バイト以内の英数字で指定します。