ヘッダ部

ヘッダ部にはHULFTシリーズで共通の項目とHULFT10 for IBMi固有の項目が出力されます。項目の並び順は固定です。

 

 

(1)~(12)までの項目がHULFTシリーズで共通の項目、(13)がHULFT10 for IBMi固有の項目となります。

ヘッダ部に出力される項目を次の表に示します。項目は表に示す順序で出力されます。

表3.1 ヘッダ部の項目一覧

#

項目名

バイト数

説明

1

メッセージ番号(MESSAGEID)

7

1桁目:メッセージレベル
I : インフォメーション
W : ワーニング
E : エラー
2桁目:プログラム種別
0:配信受付(常駐ジョブ)
1:配信ジョブ
2:配信後ジョブ
3:集信受付(常駐ジョブ)
4:集信ジョブ
5:集信後ジョブ
6:要求受付(常駐ジョブ)
7:要求処理ジョブ
8:操作ログ受付(常駐ジョブ)
9:操作ログジョブ(CMD、FILE)
A:ライブラリ
L:その他
3桁目~7桁目:プログラムごとの通番

2

日付(DATE)

8

システム動作環境設定の「日付形式(DATEFMT)」で設定した形式

3

時間(TIME)

6

HH:MM:SSの形式

4

メッセージレベル(CLASS)

1

メッセージレベル(I、W、Eのどれか)
I : インフォメーションレベル
ジョブの開始・終了や後続ジョブ実行に関係する場合
W : ワーニングレベル
正常ではないがその後の処理を続行できる場合
E : エラーレベル
正常でなくその後の処理も続行できない場合

5

HULFT識別文字(HULCHARA)

8

システム動作環境設定の「HULFT識別文字(HULFTCHARACTER)」の設定値。
省略すると空白となります。

6

ジョブ名(JNAME)

10

ジョブ名

7

ジョブ番号(JNO)

6

ジョブ番号

8

エラー番号(DTLCODE)

4

システムエラー発生時のエラー番号(errno)

9

ホスト名(MYHOST)

68

システム動作環境設定で設定したホスト名

10

ユーザ名(UNAME)

10

ジョブを起動したユーザ名

11

ファイルID(FILEID)(*1)

60

配信時および集信時のファイルID

12

サービス名(SNAME)(*2)

10

要求受付時のサービス名

13

相手ホスト名(HOSTNAME)(*3)

68

配信の場合は集信ホスト名
集信の場合は配信ホスト名
要求受付の場合は要求を発行したホスト名

*1 : 要求受付または操作ログの場合、空白となります。

*2 : 配信、集信または操作ログの場合、空白となります。

*3 : 操作ログの場合、空白となります。